XやDiscordなどでGIF検索に使われてきた「Tenor」のAPI提供が終了

GIF検索サービス「Tenor」のAPI提供が2026年6月30日をもって終了しました。Tenorを傘下に置くGoogleによると「コア製品の強化にリソースを集中させる継続的な取り組みの一環」だとのことです。
FAQ Articles - Tenor Help
https://support.google.com/tenor/answer/10455265#whatll-happen-to-the-tenor-api&zippy=%2Cwhatll-happen-to-the-tenor-api
Google to shut down Tenor API on June 30, killing GIF support on Twitter/X, Discord & more | Shacknews
Google kills Tenor GIF API, forcing changes at X, Discord, and more - Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2026/06/google-kills-tenor-gif-api-forcing-changes-at-x-discord-and-more/
TenorはGIFアニメーション画像の共有・検索プラットフォームで、2014年に創業。2018年にGoogleによって買収されましたが、会社は独立した子会社として存続しサービス提供を続けてきました。
Tenor GIF Keyboard - Bring Personality To Your Conversations
https://tenor.com/

API経由で、FacebookやWhatsApp、X、Discord、Blueskyなど、他のSNSからも検索・共有が可能でした。
Blueskyに「GIFアニメ投稿機能」「投稿を人気順か新着順で検索」「メールでの2要素認証」などの機能が追加される - GIGAZINE

しかし、Googleのリソース見直しによって、2026年1月13日をもって新規APIキー発行と新規連携受付が停止。2026年6月30日でTenorのAPIサポートが廃止されました。
Tenor APIの終了により、TenorとのAPI契約および広告配信契約はすべて解除され、Tenor APIによる連携は完全に廃止されます。廃止までにAPI移行が完了していない場合、APIリクエストの試みにはエラーメッセージが表示されるようになります。
Tenorが終了するわけではないので、引き続きGIF Keyboardにアクセスすることでコンテンツの閲覧はできるほか、GboardやGoogleチャット、GoogleメッセージといったGoogleのサービスからの利用は可能です。
すでにAPIを利用していたDiscordなどは他のサービスへ移行済みですが、ライブラリが異なるため、これまでと同じGIFがあるとは限らない点に注意が必要です。
