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政府が今の国会での成立を目指している皇室典範改正案をめぐり、野党だけではなく与党内の日本維新の会からも異論が出て、調整が難航しています。

自民党は29日、皇室典範改正案の党内手続きを終え、了承しました。一方で、日本維新の会は、党内会議を開きましたが、旧宮家の男系男子を養子に迎える案の中で、養子の対象を「15歳以上」とすることに異論が相次ぎました。

日本維新の会 藤田共同代表
「15歳年齢制限のところへの疑義や反対は多数ありました。強い姿勢でもう少し修正や、または次の国会へ送ってもいいという、それぐらいの理想を求めてやるべきだというご意見も複数ございました」

その後、自民と維新は与党政策責任者会議を開きました。当初は、皇室典範改正案を了承する予定でしたが、維新内での異論を受け、議題とすることが見送られました。

自民党の鈴木幹事長は、引き続き両党の調整を行い、30日に臨時閣議での閣議決定を目指す考えを示しました。

一方で、野党側からも反発の声が強まっています。政府案には、与野党各党がまとめた「立法府の総意」にはなかった、養子の子に皇位継承資格を与える内容が盛り込まれています。立憲民主党の水岡代表は、「だまし討ちのようで怒りを禁じ得ない」などと厳しく批判しました。