香港大引:ハンセン1.4%安で3日ぶり反落、消費や不動産に売り
16日の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比348.72ポイント(1.40%)安の24493.95ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が135.69ポイント(1.62%)安の8240.05ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は2498億8500万香港ドル(約5兆1151億円)に縮小している(15日は3164億3830万香港ドル)。
投資家心理が悪化する流れ。中国経済の先行き不安が強まっている。取引時間中に公表された中国の月次経済統計は、総じて弱い内容だった。5月の小売売上高は前年同月比0.6%減と、2022年12月以来、3年5カ月ぶりのマイナス成長。1〜5月の不動産開発投資は16.2%減と、予想以上に縮小した。指数は下げ幅を徐々に広げている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が9.9%安、アルミ加工の中国宏橋集団(1378/HK)が7.1%安、不動産管理サービスの華潤万象生活(1209/HK)が5.1%安と下げが目立った。
セクター別では、消費が安い。レストランの九毛九国際HD(9922/HK)が7.4%、ハイパーマーケットの高キン零售(6808/HK)が5.5%、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)が5.1%、酒造の華潤ビールHD(291/HK)が4.6%、機能性飲料の東鵬飲料(集団)(9980/HK)が3.9%、ゴールドジュエリーの老鋪黄金(6181/HK)が3.7%、スポーツ用品の李寧(2331/HK)が3.5%ずつ下落した。
中国の不動産セクターも急落。龍湖や華潤万象のほか、融創中国HD(1918/HK)が7.2%安、中国金茂HD(817/HK)と中国奥園集団(3883/HK)がそろって6.3%安、旭輝(884/HK)が6.1%安で引けた。
医薬セクターもさえない。四環医薬HD集団(460/HK)が6.5%安、石薬集団(1093/HK)が3.7%安、三生製薬(1530/HK)が3.6%安、艾美疫苗(6660/HK)が2.7%安で取引を終えた。
半面、中国証券セクターの一角はしっかり。中信証券(6030/HK)が4.3%、広発証券(1776/HK)が3.6%、国泰海通証券(2611/HK)が2.6%、華泰証券(6886/HK)が1.4%ずつ上昇した。
他の個別株動向では、濃縮りんごジュース大手の煙台北方安徳利果汁(煙台アンドレ・ジュース:2218/HK)が25.8%高。電子材料分野に新規参入することが材料視されている。同社は15日引け後、プリント基板(PCB)材料メーカーである寧波甬強科技有限公司の支配権取得に向けた枠組み協定を結んだと発表。潤沢な財務余力を背景に、新たな成長エンジンを模索した格好だ。
本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%安の4091.89ポイントで取引を終了した。不動産が安い。消費、エネルギー、運輸、医薬、銀行・保険、自動車、公益なども売られた。半面、ハイテクは高い。素材、証券、インフラ建設の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家心理が悪化する流れ。中国経済の先行き不安が強まっている。取引時間中に公表された中国の月次経済統計は、総じて弱い内容だった。5月の小売売上高は前年同月比0.6%減と、2022年12月以来、3年5カ月ぶりのマイナス成長。1〜5月の不動産開発投資は16.2%減と、予想以上に縮小した。指数は下げ幅を徐々に広げている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が9.9%安、アルミ加工の中国宏橋集団(1378/HK)が7.1%安、不動産管理サービスの華潤万象生活(1209/HK)が5.1%安と下げが目立った。
セクター別では、消費が安い。レストランの九毛九国際HD(9922/HK)が7.4%、ハイパーマーケットの高キン零售(6808/HK)が5.5%、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)が5.1%、酒造の華潤ビールHD(291/HK)が4.6%、機能性飲料の東鵬飲料(集団)(9980/HK)が3.9%、ゴールドジュエリーの老鋪黄金(6181/HK)が3.7%、スポーツ用品の李寧(2331/HK)が3.5%ずつ下落した。
中国の不動産セクターも急落。龍湖や華潤万象のほか、融創中国HD(1918/HK)が7.2%安、中国金茂HD(817/HK)と中国奥園集団(3883/HK)がそろって6.3%安、旭輝(884/HK)が6.1%安で引けた。
医薬セクターもさえない。四環医薬HD集団(460/HK)が6.5%安、石薬集団(1093/HK)が3.7%安、三生製薬(1530/HK)が3.6%安、艾美疫苗(6660/HK)が2.7%安で取引を終えた。
半面、中国証券セクターの一角はしっかり。中信証券(6030/HK)が4.3%、広発証券(1776/HK)が3.6%、国泰海通証券(2611/HK)が2.6%、華泰証券(6886/HK)が1.4%ずつ上昇した。
他の個別株動向では、濃縮りんごジュース大手の煙台北方安徳利果汁(煙台アンドレ・ジュース:2218/HK)が25.8%高。電子材料分野に新規参入することが材料視されている。同社は15日引け後、プリント基板(PCB)材料メーカーである寧波甬強科技有限公司の支配権取得に向けた枠組み協定を結んだと発表。潤沢な財務余力を背景に、新たな成長エンジンを模索した格好だ。
本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%安の4091.89ポイントで取引を終了した。不動産が安い。消費、エネルギー、運輸、医薬、銀行・保険、自動車、公益なども売られた。半面、ハイテクは高い。素材、証券、インフラ建設の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
