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 大ヒット漫画「はたらく細胞」の作者・清水茜氏が、16日までに公式Xを更新。自身の身に起きたトラブルについて記した。

 清水氏は実妹の「細胞を覚えたい」という声から漫画を描き、2014年に「第27回 少年シリウス新人賞」で大賞を受賞。同年の月刊少年シリウスに掲載され漫画家デビューを果たした。翌15年から「はたらく細胞」の連載を開始し大ヒット。18年にテレビアニメ化、24年には実写映画化された。

 清水氏は、メディア展開が急速に進む中でトラブルがあったと報告している。昨年には「前作(はたらく細胞)の連載中、周囲の一部の方々との間で深刻なトラブルが続いており、約10年間にわたり心身ともに大きな負担を抱えておりました。現在は弁護士の先生のご助言のもと、和解に向けて話し合いを進めております」と投稿。「長い間、自分が10年前とは別の人間になってしまったような感覚があり、周囲の皆様には困惑させてしまい大変申し訳なく思っております。現在は安全な環境におりますので、また元気に漫画を描けるよう、ゆっくり整えていければと考えております」とつづっていた。

 今月15日、Xを更新し「連載当時のやり取りや表記について、現在確認と整理を進めています。作品を楽しんでくださっている皆さまには、ご心配をおかけして申し訳ありません。作品が今後も大切に扱われることを願っています」と進捗を報告。

 現在制作中の「イエローフレイム」に関しては「当時は前々担当さんとの件もあり、私自身かなり追い詰められた状態で、前担当さんの方針に合わせなければ制作環境を整えてもらえないのではないかと思い込んでいました。その中で、“私の作風的に最強キャラ中心の物語は向いていない”と2年ほど伝え続けていたのですが、なかなか噛み合わず、一時期は描くこと自体をやめようと考えるほど苦しかった作品でもあります 編集部を変えた今も、その時の影響から完全には抜け出せていない部分があり、少しずつ自分の作風に合う形を探し直しているところです。時間が空いたら、いつか制作秘話の漫画として描いてみたいです」とつづった。

 さらに「『はたらく細胞』の連載中には、複数の被害が重なり、うつ病と抜毛症、その後には心的外傷後ストレス障害の診断を受けました」と闘病していたことも報告。「また、身内からの金銭的被害や性的被害、家族からの二次加害も重なり、執筆のきっかけとなった妹とも連絡を断つことになりました。当時のことは今でも大きな傷として残っています」と打ち明けた。