スポニチ

写真拡大

 2.5次元アイドルグループ「すとぷり」の所属事務所STPRが15日、すとぷりのリーダーななもり。が社長を退任して、取締役プロデューサーに就任することを発表した。同社は、2016年6月に結成したすとぷりのマネジメント業務のために、18年6月に設立。創立8周年を迎えたこの日、副社長の秋田堅司氏を後任の代表取締役社長として、ななもり。はプロデュサー業に専念する新体制となった。

 ななもり。は公式ホームページに「この8年、ずっと考えてきたことがあります。それは『この“楽しい”を、どうやったらずっと届け続けられるんだろう』ということ。これまでは、その多くを僕自身が背負ってきました。でも、ひとりで背負うものには、いつか必ず限界がきます。だから今回、心から信頼できるパートナーと、秋田さんをはじめとする最強のチームを迎えました。STPRが、誰かひとりに頼らなくても、もっと遠くまで、もっと長く、みんなに『楽しい』を届け続けられる場所になるために。この体制を作ることは、実は長年の僕の念願でした」と、思いをつづった。

 既存の芸能プロダクションに所属する形ではなく、10代と20代の一般の動画配信者たちがグループを結成して、活動の幅を広めていったすとぷり。会社設立当初は、リーダーで社長のななもり。が、配信やライブなどのクリエイター(アーティスト)活動の合間に、商談や書類制作から宅急便の配送やイベント時の弁当の注文まで、裏方業務を全て一人でこなしていた。

 すとぷりが、東京ドームなどでコンサートをするまでに人気を獲得すると、騎士Xなどの後輩グループも数多く所属するまでになり、会社は社員も100人以上の大所帯に成長。近年は、ななもり。は、すとぷりのいちメンバーでありながら、クリエイター活動やライブ出演を控えて、社長業とプロデュース業に集中する時期を過ごしていた。

 後任は、24年10月から取締役として同社に入社していた、ゲーム業界出身の秋田前副社長。関係者は「ななもり。さんが、会社としてのSTPRを任せてもいいと思える方とやっと出会えたと話している」と説明した。

 看板グループのすとぷりが10周年の節目のタイミングで、所属事務所も新体制で、新たなフェーズへと進んでいく。