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次世代電動化の先陣を切って8代目ES登場

レクサスは6月11日、Eセグメントの大型高級セダンの『レクサスES』をフルモデルチェンジして発売した。

【画像】プラットフォーム刷新で電動化へのマルチウェイと新次元の走りを実現した新型レクサスES 全72枚

ESは、1989年の初代モデル以来、静粛性と乗り心地、広い室内空間で、広い支持を得てきた前輪駆動ベースの大型セダンで、世界80か国以上で販売されてきたレクサスの基幹モデルでもある。


新型レクサスES350e(ソニックイリジウム)。    レクサス

8代目となる新型は、『マルチパスウェイを通じたカーボンニュートラルの実現』というトヨタグループの理念に基づき、ハイブリッド(HEV)と電気自動車(BEV)の2種類の電動パワートレインを用意、次世代電動車ラインナップの先陣を切って登場した。

新型ESには、レクサスのブランドメッセージ『ディスカバー(DISCOVER)』に沿って、『ディスカバー・コンフィデンス(DISCOVER CONFIDENCE)』というモデル固有のテーマが付与され、長距離移動でも疲れにくい快適性と、より高い次元でドライバーが自信を持って運転できる性能が追求された。

グレード展開は2.5Lハイブリッドの『ES350h』と航続距離670kmのBEV『ES350e』、そして四輪駆動の高性能BEVモデル『ES500e』が設定された。

新型レクサスESの価格は、(ES350h・FWD)から920万円(ES500eバージョンL)となる。

新世代スピンドルボディとLシグネチャーランプ

新型ESのエクステリアは、次世代BEVのデザインテーマ『プロボカティブ・シンプリシティ(Provocative Simplicity・挑発的な存在感と研ぎ澄まされたシンプルなデザイン)』に着想を得て開発され、セダンが最も美しく見えるプロポーションを追求した。

大胆に絞り込んだキャビンとロアボディが生み出す新世代スピンドルボディは、空力性能の向上させるとともに、ワイド&ローのスタンスを強調する。


新型レクサスESの『ツインLシグネチャーランプ』。    レクサス

フロントは、正面でのスピンドル造形に加え、フード面からバンパーコーナーまでを包括するエッジの効いたスピンドル形状によって、レクサスの独自感をさらに進化させた。

またL字型のデイタイムランニングランプとターンランプを組み合わせた、新世代のデザインアイコン『ツインLシグネチャーランプ』によって、レクサスのオリジナリティと機能性が高められている。

サイド部は、高さを感じさせずに引き締まった印象を持たせる平面立体嵌合により、リフトアップ感と低重心なプロポーションを両立。空力性能に寄与する張り出したショルダーと、トランクレスな印象を持たせるワンモーションシルエットが、力強いスタンスを表現している。

走りの良さを想わせる低重心スタンス

リア部は、リアタイヤとトランクエンドに向けて抜ける塊の動きによってESらしい流麗さを表現、リアに向かって大胆に絞り込み、走りの良さを想わせる低重心スタンスとなっている。

また、リアにも一目でレクサスとわかる新しいデザインアイコン『リアLシグネチャーランプ』を採用。

『LEXUS』の発光ロゴと一体化した一文字のランプから、テールランプとストップランプ以外の機能を外に配置して統合。車両外側の低い位置に配置することで、ボディの絞りを強調しながら、ワイド感を強調、空力性能の向上にも貢献するデザインとなっている。

ボディカラーは、BEVのクリーンイメージを表現した新色の『ソウ』を含む7色を設定、ビジネスからプライベートまで、様々なシーンに対応する。

開放感と上質さを両立するインテリア

インテリアは『クリーンテック×エレガンス(Clean Tech x Elegance)』をテーマに、開放感と視界の良さを重視したパッケージングを実現した。

プラットフォームの設計段階から骨格を見直したことにより、従来モデルに対して全長+165mm、ホイールベースを+80mm拡大、広々とした室内空間を確保した。


新型レクサスESのインテリア。    レクサス

また、着座位置を高く設定して乗降性を向上するとともに、可能な限り薄くしたシートやトリムと、下端を低くしガラス面積を大きく取ったグリーンハウスにより、開放感を得られるようにこだわった。

コックピットには特殊コーティングを施した『12.3インチ異形液晶メーター』を採用。高さを抑えたメーターフードにより、スムーズな視線移動とオープンな雰囲気を演出、スエード素材と光の演出の組み合わせで上質なインテリア空間との融合を実現した。

インストルメントパネルやセンターコンソールの加飾には、幾何学パターンでモダンな空間を演出する『マイクロジオメトリックパターンフィルム』を設定するほか、上位グレードでは、シンプルでクリーンな世界観を際立たせる『モダンバンブー』や、昼夜で異なる表情を見せる『バンブーレイヤリング(面発光)』、シャープなエンボスパターンとアンビエントの『シンセティックレザーエンボッシング』を初採用した。

手をかざすことで物理スイッチが出現

そのほか、手をかざすことで機能アイコンが点灯して物理スイッチが出現する、世界初の『レスポンシブヒドゥンスイッチ』や、間接・直接照明によって『奏』、『幽玄』、『幻想』、『移ろい』、『閃光』、『鼓動』の6つの世界観を演出する『インテリアイルミパッケージ』など、レクサスらしい感性価値を高める装備が数多く採用・設定されている。

加えて、『ES350e』には後席装備を強化した『リアコンフォートパッケージ(Rr Comfort package)』が新設定され、『オットマン』や『リアシートリクライニング機能』、『助手席可倒』などを装備。また、『リアシートベンチレーション』や『リアシートヒーター』、エアブラダー式の『リフレッシュシート』の装備により、後席の快適な移動体験を提供する。

幅広い電動化に対応する新プラットフォーム

新型ESのプラットフォームには、専用開発の『TNGAプラットフォーム(GA-K)』を採用、HEVやBEVなど、多様な電動パワートレインに対応する高剛性ボディを実現した。

超高張力鋼板の採用や構造の見直しなどによるボディ剛性強化により体幹を鍛え、クルマの大きさを感じさせないステアリング応答性や加減速レスポンスを実現、『レクサス・ドライビング・シグネチャー』をより高い次元へと引き上げた。


新型レクサスES500eの『eアクスル』。    レクサス

また、サスペンションはフロントにストラット、リヤにESとして初のマルチリンクを採用し、最大4度の切れ角を持つ後輪操舵『ダイナミック・リアステアリング(DRS)』により低速での取り回しと高速安定性を両立した。

加えて、BEVの『ES500e』には四輪駆動システム『ダイレクト4』を搭載、路面状況に応じて前後駆動力を緻密に制御することで、安定性と電費性能を高めている。