デザインも変わった三菱「タウンボックス」

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最新の一部改良モデルは何が変わった?

 三菱自動車工業(以下、三菱)は2026年5月28日、軽乗用車の「タウンボックス」に一部改良を施し、同日より販売を開始しました。今回の改良でどのような進化を遂げたのでしょうか。

 タウンボックスは、軽ワゴン「ブラボー」の後継車として1999年に初代モデルが誕生しました。商用車ベースに快適性を重視した軽乗用モデルとして開発された歴史を持ちます。

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 その後、2011年に車体を共用する軽商用バンの「ミニキャブバン」に統合されましたが、2014年に復活を遂げました。このときに登場した2代目モデルは、それまでの自社開発からスズキ「エブリイワゴン」のOEM供給を受ける形へと切り替わっています。

 積載性能や室内空間の広さ、優れた使い勝手を特徴としながら、ワゴンとしての快適性を高めた軽乗用車として、日常生活からレジャーまで幅広いユーザーからの需要を獲得してきました。

 現在発売されている最新のモデルは、2015年にフルモデルチェンジが行われた3代目で、引き続きスズキのOEMモデルとして展開されています。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1910mm、ホイールベースは2430mmです。

 パワートレインには660ccのインタークーラー付きターボチャージャーエンジンを採用。

 グレードは標準モデルの「G」と、上級装備の「Gスペシャル」を展開し、それぞれに2WDと4WDが設定されました。

 その後もタウンボックスは継続的な改良が重ねられています。

 2019年7月の一部改良では、予防安全技術「e-Assist」の機能強化が実施されました。さらに2021年9月には、新しくアイドリングストップ機能である「オートストップ&ゴー(AS&G)」が新規採用されています。

 2024年3月の改良では、全グレードのトランスミッションが4速オートマチックからCVTへと変更され、燃費性能が向上し、WLTCモードで15.1km/Lとなりました。

 そして今回の改良では、デザインの変更や運転支援機能のアップデートが実施されています。

 エクステリアでは、フロントバンパーやグリルのデザインを変更し、上質感のあるデザインとすることによって乗用車らしさがさらに高められました。

 インテリアでは、デジタルスピードメーターおよびマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備し、走行時の視認性を向上。ステアリングホイールのデザインも変更されたほか、内装基調色をブラックで統一することで室内の質感が高められました。

 安全機能面では「三菱e-Assist」が強化されています。

 ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせることで、従来の車両や歩行者に加え、自転車や自動二輪車(人が乗車している場合のみ)も検知対象とした衝突被害軽減ブレーキシステム(デュアルセンサーブレーキサポートII)を全車に標準装備。

 さらに、低速時ブレーキサポート(前進・後退)やフロントとリアのパーキングセンサー、車線逸脱抑制機能、信号切り替わりにも対応した発進お知らせ機能、さらに最高速度や転回禁止なども検知する標識認識機能など様々な安全性能が強化されています。

 また、設定した車間距離を保ちながら自動的に加速・減速・停止まで追従する「アダプティブクルーズコントロール」を全グレードに標準装備。

 ワンアクションパワースライドドアにはドア閉操作中に施錠予約ができる予約ロック機能が追加されました。

 そのほか、フロントガラスにUV&IRカット機能付ガラス、フロントドアガラスに99%UVカットガラス&IRカットガラスを採用し、ステアリングヒーターも全グレードに標準装備されています。

 ボディカラーには、有料色として「マジェスティックディープグレーパールメタリック」が新設定され、全4色の展開となりました。

 タウンボックスの価格(消費税込)は、エントリーグレード「G(2WD)」の213万4000円から、最上級グレード「Gスペシャル(4WD)」の236万1700円です。