森永康平「危機管理が甘すぎる」高市首相 中傷動画作成疑惑を語る

大竹「記事確認してくださいって言われたときに、高市さんがこの記事有料なんで、別に私を批判するとことを書いた有料記事を私は読みませんみたいなこと最初言ってたんだけど、そのうちこれを文字起こししましたというのが出てきて、文字起こししたんじゃよくわからないみたいな言い方になって、その後にもう1回、じゃあこれ音声私のあるからこれ聞いてくださいみたいなこと言って、聞いた後で秘書の声かどうかがよく分からないみたいなことをおっしゃってましたね。この辺のやり取りはどうなんですか」
森永「確かに、全然かばうとかそういう話じゃなくて、一般論として実際にあるんすよ。例えば音声データをとって、それで言ってもないことをその人の声で喋らせるっていうのは、もう今技術的にできます。実際、これsnsの投資詐欺とかでよくあるパターンで、それこそうちの親父(森永卓郎氏)のやつとか、僕、生で見ましたけど、要は、親父じゃないんだけど、親父の音声データを拾ってきて、それで喋らせることによって、身内とかじゃない限りはもう全然見分けがつかないような感じで喋らせることができるんですよ。ただ、答弁としてその可能性を出してしまうっていうのは、結構厳しい感じはしますよね。だって、それ言い出したら、もうなんでもありじゃないですか。もうなんか全てAIがやりましたって言ったら、それで終わりになっちゃう。ただ、やっぱりそのオンライン会議とかのログが残っている以上、何も知りませんでしたっていうのはさすがにきついんじゃないかなと思いますし。この松井さんサイドの言い方を見てると、まだ材料持ってんのかなっていう気はしなくもないですね。
この人が実際他にオンライン会議の音声データとかとはまた別に、例えばメールとかね、SNSで他にやり取りしたのがあるのかもしれない。これはでもなんかよくやるパターンですよね。相手側を揺さぶる時にいくつか玉を持っといて、全部全部出さないでっていう。1回打って出方を見て、もう1個打ちますていうパターンなのかなと。
そもそも論として、なんでこの人に相談したの。っていうのは僕はすごい疑問で。うん。この松井さん自身もそうだし、今回そのサナエトークンとか周りにいる実業家とかも含めて、なんかあんまりいい噂は聞かないんですよ。同業じゃない私ですら、なんとなくそんな噂っていうかね、風評みたいの入ってくるんですよ。それをなんでそこにわざわざ頼むかなっていうのはすごい思いますね。動画作成会社なんて腐るほどあって、はいでちゃんとした会社だっていっぱいあるわけです。本当に動画作りたいんだったら、そういう会社に頼めば僕はいと思っていて。なんでわざわざそういう怪しいところに関わりに行ったのかなっていうところがよくわからないっていうか、その、危機管理能力が低すぎないかっていうのは正直思いますね。」
大竹「うん、そうだね。でも、俺みたいな年寄りはどの辺のところにアタックしたら上手くいくのかもわかんないしね。」
森永「普通の人っていうかね。別に僕とかも含めてですけど、そういう人がよくわかりませんっていうなら別にいいですけど。なるほど、国のトップなわけじゃないですか、その人の周りがその程度の危機管理能力っていうのは……」
大竹「そうだねまず総理はともかく、その周りも含めて、この関係性みたいなのが本当だとすると、随分甘い感じに……」
森永「甘すぎると思いますし。例えば、変な話ですけど、今回はね、他候補の誹謗中傷動がどうのこうのみたいな話だからまだあれですけど、仮にこれが他国から、工作されてましたみたいなところに首相自ら突っ込んじゃってましたって話になると、完全に国益を害する話じゃないですか。その程度のリスク管理能力でっていうのは非常に強く思いますよ。ちょっとあまりにも軽率というか、なんでわざわざきな臭いところに行ってしまったのかっていう。もちろんあっちからアプローチがあったのかもしれないし、別に一陣営が自らそこに乗ってったのかわかんないです。本当にこう、物価だかなんだって、経済対策の話をしなきゃいけない非常に大事な時期に、こういうのに時間を使わざるを得ないっていうのは、追求がダメだって話じゃなくて。本来やらなくちゃいけないことは腐るほどあるわけないですか。その時間を割いてこの話になっちゃってるっていうのは、本当に問題があると思います」
