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2016年の熊本地震で被災した、西原村の農業用ため池「大切畑ダム」の復旧工事が進み、10年ぶりにダムから農地へ水の供給が再開されました。

【写真を見る】10年ぶり“命の水”で潤う農地 熊本地震から復旧した農業用ため池<大切畑ダム> 「もう水の心配はいらない」 熊本  

小森土地改良区 河上勝彦 理事長「農家にとって水は農業の命である地域の農業が、再び力強く歩み出すことを願う大変重要な節目であります」

「また農家一同、頑張っていきたい」

6日、関係者が集まり、農業用水の供給が再開されたことを祝いました。

益城町の受益農家 渡辺英博さん「大変うれしく思います。水が流れて高遊原台地も大変潤うことだろうと思います。これからの農業が発展するように、また農家一同、頑張っていきたいと思います」

大切畑ダムは、西原村、益城町、菊陽町の合わせて717ヘクタールに農業用水を供給していましたが、熊本地震で堤防に亀裂が入りました。
さらに、地下に断層があることが分かったため、ダムの位置を南側に約240メートル移動して、2019年に復旧工事に着手しました。

ダム本体の工事が完了し、5月から貯水を始め、10年ぶりに農地への供給が再開されました。

7月には満水…本格供給へ

7日、ダムの水を利用していた農家はこの10年間、時期をずらして湧き水を利用するなど、協力し合ってきました。

大切畑地区の農家 坂田明雄さん「もう水の心配はいらないから、地震後10年過ぎてやっと水があたり前に使えるようになったほっとした感じです」

復旧した大切畑ダムは来月には満水となる予定で、今後、本格的な供給に向けて安全性の確認などが行われます。