斉藤慎二被告(C)日刊ゲンダイ

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「気持ちが高ぶった。女性もそれ以上を求めていると思った」

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 番組収録中のロケバス内で20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われている元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(43)の第5回公判が2日東京地裁で開かれ、斉藤被告は性的行為に及んだことを認めつつも、冒頭のように改めて同意があったとし無罪を主張した。

 女性は3月に行われた証人尋問で「強制的だった。恐怖で体が動かなかった。気持ち悪くて我慢できなかった」とし、「やめてください」と両手で押しのけたと証言している。検察側から、こうした女性と証言との食い違いについて問われると、こう答えたという。

「僕自身ここで話していることが真実」

 ロケバス内での行為に「異常と思わなかったか」と問われても「当時はおかしいと思わなかった」と釈明したそうだ。スポーツ紙芸能デスクが言う。

「女性は2024年7月の犯行から5日後に警察に被害を訴えた際、示談交渉には応じない意向を示し、被告に対する処罰を求めて告訴しました。そのため、同10月に書類送検され、2025年3月の在宅起訴につながった。この裁判では、同意の認識の線引きが争点となっており、性犯罪の同意判断基準が議論されています。同意があったと主張する斉藤被告の立場であれば、今回の証言は当然とも言えますが、被害者にはセカンドレイプになったとの感想も聞かれました。女性は被害後、心療内科でPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたと報じられています」

 斉藤被告は公判中もキッチンカーでバウムクーヘンの出張販売を続けた。3月に甲府市内で出店した際に日刊ゲンダイ本紙カメラマンが直撃したところ「取材は受けないから」としつつ、商品購入時に撮影には応じた。

「吉本興業からは在宅起訴の直後に契約を解除されましたが、斉藤被告は芸能界復帰への未練がある可能性を指摘されています。3月の初公判で自身の職業を『芸人』と答え、今回の法定では『芸能活動はできていない状況です。今はそういうことを考える立場ではない』とし、検察側から『続ける、やめるとは言えないのか』と問われても『ここで言えることではない」と言葉を濁した。完全な引退を認めていないんですね。無罪を勝ち取って、さらに芸人として返り咲こうという意思も垣間見えます」(同)

■たとえ無罪になったとしても…

 そのため、是が非でも、女性の主張を覆そうと躍起になっているのだろうか。

「吉本興業は2019年の闇営業問題以降、コンプライアンス対応を強化しています。もちろん、違法行為への対応は即座に契約解除が主流です。たとえ無罪になったとしても、斉藤被告を受け入れるとはとても思えませんね。斉藤に残された道として、競馬予想家やライブ配信の道を密かに考えているのかも知れませんが」(関係者)

 それが実現するかどうかも、世間が受け入れるかも未知数である。公判は8月に論告弁論が行われ、結審する見通しだ。

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