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私たちの食卓に欠かせない冷凍食品。皆さんは、どんな商品をストックしているのでしょうか。おやつにも夕食にもなるナゲット、子どもたちが朝からご機嫌になるアメリカンドッグ…。売り場で聞くと、家庭ごとの暮らしの工夫や家族への思いが見えてきました。

■夜ご飯のおかずでも出せて便利

東京・北区にある業務用食品スーパー「アミカ赤羽西口店」を訪ねました。冷凍食品が売り場のほとんどを占めています。50個入りのギョーザや、1kgの調理済み焼きそばなど、大容量の冷凍食品がそろっています。

2人の子どもがいる30代のお母さんに聞くと、ストック冷食はチキンナゲットだそう。「この子(二男)がナゲット大好きなので。だから基本は業務用で」

欠かせないというのは、大容量1kgで950円のナゲット(ジェフダベーシック、取材時の価格)。これさえあれば、中学1年生の長男や2歳の二男から不意に「お腹が空いた」と言われても安心だそうです。

「(食材が)何もないなって時でも、ナゲットはタンパク質も入っているので、夜ご飯のおかずでも出せるので便利です」とお母さん。1kg買っても2〜3回の食事でなくなってしまうそうです。

■子どもは食べ盛り…忙しい朝にも活躍

食べ盛りの子どもがいる40代のお母さんにも、ストックを聞きました。「アメリカンドッグは普段食べられないから、出すとすごく喜ぶ。おやつとかお弁当に入れます」

電子レンジで温めれば食べられるアメリカンドッグ。5本入りで343円(ジェフダ、取材時の価格)。中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学6年生の二女と、3人の子どもがいます。おやつやお弁当だけでなく、忙しい朝にも活躍するそうです。

「(子どもの)機嫌がわる〜い朝に出す時もあります。『あっ!これ食べる?』って言って。反応が良くなるので」

アメリカンドッグを朝から食べられる特別感で、子どもたちはご機嫌になるそうです。

■「生鮮ものを買うより安い」

カゴの中にほうれん草(ニッスイ、宮崎産500g、取材時は537円)やブロッコリー(OM、500g、同267円)などの冷凍野菜を入れていた20代の女性に聞きました。「スーパーで生鮮ものを買うより安い。(生野菜は)傷むのも早い。自分で切るのも面倒くさい」

切ったり茹でたりの下処理がいらないので、ストックは欠かせないそう。特に疲れている時、この女性はある食べ方をするそうです。「やる気ない時は、みそ汁に全部入れて具だくさん汁みたいに食べることもあります」と笑います。

■ご当地ギョーザを求め…夫婦の楽しみ

続いて、全国で19店舗を展開する冷凍食品の専門店「@FROZEN」を訪ねました。神奈川・川崎市のイオンスタイル新百合ヶ丘にある店舗では、ワンプレートになっているものから有名店の人気メニューまで、約1500品目の冷凍食品が並んでいます。

いつもギョーザをストックしているという夫婦が手に取っていたのは、ご当地ギョーザ。50代の妻は「今日は2つ買ってみました。ヘルシーな感じ、爽やかな感じ。変わっていてひかれます」と言います。

1つは仙台のご当地ギョーザ「仙台あおば餃子(ぎょうざ)」(海祥、1080円)で、「雪菜」という葉物野菜を皮に練り込んでいるのが特徴です。

もう1つは、丸い形が特徴の愛知県豊橋市の「3種の丸もち餃子」(夏目家、1350円)。皮はもちもち食感で、プレーン・チーズ・ピリ辛の3種類の味が楽しめます。

週に1度はこの売り場に来るという妻は「制覇しようと思って、毎週違うものを買っています。(今は)8種類ぐらいはいったんじゃないかと思います。新商品で品物が入れ替わるので、それをまた買う」と話します。

──終わりがないですね。


「そうですね。入れていただければ新しいものを(買います)」

とにかくギョーザ好きの夫婦。ストックは欠かせないそうです。

■「必ず切らさずに毎週末に補充」

高校3年生の娘さんのためにワンプレート冷食を買っていた家族を取材しました。「おろしチキンカツを買いました」と娘さん。選んだのは、「和風おろしチキンカツ煮」(阪急デリカ、429円)です。

40代の母は「週末や残業で帰りが遅い日、すぐ使えるように、必ず切らさずには毎週末に補充しています」と言います。

メインのおかずと副菜などをまとめてレンジで温められるのが魅力のワンプレート。ファミレスチェーン「ガスト」の「チーズINハンバーグ&チキンライス」(537円)も娘さんのお気に入りなんだそう。


「自分が作らないものを食べられるから楽しいよね。食べた後の感想を聞くのも楽しい。『これおいしかったんだ』とか。そうしたらリピートして、すごく進化していて楽しいですね。助かります、すごく」

■“ニコポテ”でみんなニコニコ

4人家族の40代のお母さんに聞きました。「キッズスマイルポテト。ニコニコのポテトなので、うちでは“ニコポテ”と呼んでいます。『ニコポテないから買ってきて』みたいな感じで」

ニコニコ顔が特徴のスマイルポテト(マッケイン)は、650gで591円です。フライパンいっぱいに敷き詰めて揚げ焼きします。このポテト、高校3年生の長男と高校1年生の二男が小学生のころから大好きなんだそう。


「(子どもが)小さい時は、揚げたものによってちょっと顔が違うので、『これ怒っているね』『笑っているね』とか言いながら、すごい会話になって」

「(会話は今も)しますよ。『これ潰れているね』とか。(今は)何か言えば『はあ?』って返ってきますけど。ニコニコポテトを揚げればみんなニコニコで。家族団らんできます」

ポテト家族がニコニコに。今後もストックしていくと話していました。

(5月25日『news every.』より)