40代・3児の母、10年で暮らしの質が上がった「小さな習慣」3つ。水筒生活で“地味にムダな出費”を防止
お金の使い方やかけどころを見直し、暮らしが好転した事例を紹介します。夫・3人の子どもとの5人家族で、ライフオーガナイザー2級のharuさん(現在40代)のケースです。ここでは、haruさんがこの10年間で見直し、ムダな出費防止につながっていると実感した「小さな習慣」3つについて語ります。

1:ペットボトルをやめて水筒を持ち歩くように

外出のたびに、買っていたペットボトル飲料。1本は数百円でも、それが度々となると意外と大きな出費になります。
子どもが水筒を持つようになり、自分もマイボトルを持ち歩くようにしてみました。最初は「面倒かも」と思っていましたが、子どもの水筒を用意するついでに自分のも用意するだけなので苦ではありません。
子どもが小さいうちはお店で買い物をするのもひと苦労。「飲み物を買う」という行動が減るだけで、外出中のちょっとした手間やストレスも減りました。また、くせでちょこちょこコンビニスイーツを買ってしまっていたのですが、それもやめることができました。
その代わり、友人とのランチやたまにのカフェなど自分が楽しみたいことにお金を使うようにしています。「なんとなく使っていたお金」が減ったことで、自分のやりたいことにお金を使えるようになり、満足度の高い使い方ができるようになりました。
2:服はたくさんもたず「本当に好きな1着」でいい

以前は、「セールだから」と服を選んだりと、価格の安さに惹(ひ)かれて服を買うことがよくありました。でも実際には、「なんとなく買った服」は出番が少なかったり、本当はもっと気に入った服がいいなと思い、クローゼットの中で眠らせてしまうことも。
そこで、クローゼットを整理して「少なくてもいいから、本当に気に入ったものを選ぶ」ことを意識するようにしました。値段だけで判断するのではなく、「これを長く着たいと思えるかどうか」で選ぶようにすると、不思議と失敗が減っていきます。
枚数は減ったのに、満足感はむしろアップ。クローゼットで眠っている服がなくなり、1軍だけのクローゼットになりました。限られた服のローテーションで毎朝の服選びもラクになり、服があるのに「着るものがない」と悩むことがなくなりました。
3:「とりあえず外食」以外の選択肢でムダづかいしない

疲れた日はごはんをつくる気力がなく、外食に頼ることがありました。そんな「ごはんをつくりたくない」という理由で行く外食は、食べたいものを食べに行くわけではなく、コストを抑えたいと思う気持ちも働くので、満足度もそれほど高くないことに気づきました。また、子どもが小さいうちは外食の方が余計疲れることも…。
そこで、外食は「特別なときの楽しみ」として位置づけることに。ごはんづくりの気力がないときは、冷凍食品やレトルト、麺類にすると決め、お金はあまりかけないようにしています。
その代わり、特別なときに外食をするので、事前にリサーチして「気になっていたあの店に行ってみよう!」など家族がワクワクするイベントにしています。お金の使い方にメリハリがついたことで、満足度もぐっと上がりました。
お金の使い方を変えたら、暮らしの質が上がった

以前は“なんとなく”節約しなきゃと思い、買いたいものが買えずがまんすることにストレスを感じていました。ひとつひとつは安いものを買っているはずなのに、なぜかお金が貯まらない…そんな悪循環に陥っていたと思います。
でも今は、無理するのではなく、まずは「なんとなく使っているお金がないか?」と立ち止まって考えるだけでも十分だと気づきました。毎日のちょっとした出費や、惰性で選んでいるものを少し見直すだけで、生活の満足度は確実に変わっていきます。
自分が本当に欲しいものを選べていると感じたり、「今日はちょっと贅沢」と思えるような食事を楽しめたりすると、不思議と気持ちにも余裕が生まれました。満足できるお金の使い方ができていると、余計なものを買わなくなり、結果的に出費も減っていったように感じています。
できることから無理なく整えていくことが、暮らしの満足度につながっていくのかもしれません。
