アンジェラ・アキ、緊急手術でライブ3公演の延期と中止を発表 「まだ体がショック状態」と壮絶な術後を報告
シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキが7日、公式サイトを通じて緊急手術したことを報告。同日、アンジェラ本人が自身の X (旧Twitter)で緊急手術の経緯と病状を説明した。
サイトによると、アンジェラは 4月28日に緊急搬送され、「穿孔性(せんこうせい)虫垂炎による腹膜炎」と診断。緊急手術後に胸水が貯留し「被包化胸水(ひほうかきょうすい)を併発しました」と説明している。「現在も処置が続けられており、順調に回復傾向ですが、医師から現状では開催が難しい」と医師から判断され、予定されていた 15日の松戸公演は8月14日に延期、17日の新潟公演と 19日の石川公演は中止へと至った。
中止が発表された公演以降のライブは予定通り開催予定と伝え、「公演を楽しみにしていただいていた皆さまには大変なご迷惑とご心配をおかけ致します事、そして急な発表になってしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「改めて万全な状態で皆様にパフォーマンスをお届け出来ます様、アンジェラ・アキ、スタッフ一同準備をしてまいりますので、何卒ご理解ご了承の程お願い申し上げます」(いずれも原文ママ)とつづられた。
また、アンジェラ自身は「4/25から激痛が始まり、最初は食中毒と診断されそのまま数日我慢していたら耐えられなくなり救急搬送された時には盲腸が破裂していました」と経緯を説明。つづけて「そこから緊急手術。腹膜炎に進行したけどなんとか無事に処置してもらい、数日入院していましたが、突然息をするのが困難になり、(正確には呼吸する度にナイフで刺されるような痛みを伴う状態で)胸膜炎と言われ、胸水が溜まっているのがわかりました。しかも少し厄介なタイプな胸水で、針を刺しても抜けず、胸腔に管(ドレーン)を数日入れて、薬を流し込み(この痛みは何にも例えられない激痛)胸水を少しずつ排出していきました」と術後の経過を明かし、病室のベッドでチューブにつながれた姿も添えた。
現在は、「まだ入院しているけど、お腹も肺もだいぶ落ち着いてきて、回復に向かっています。この13日間、自分の限界を超える痛みを耐えてきたせいか、まだ体がショック状態です」(原文ママ)と入院中でいることを報告し、改めて謝罪。そのうえで、「でも、自分の体としっかり向き合いながら、必ず回復してこのツアーをやるので会場でみんなに会えるのを楽しみにしています」と呼びかけ、「最後に、片時も私のそばを離れずにいてくれた私の妹に心から感謝しています。彼女がいなかったらどうなっていたかなんて想像もできません」と妹への感謝をつづった。
この投稿にネット上では「回復傾向にあるということで安心ではありますが、無事に完治してほしいと願っています」「今はただ 1 日も早い回復をお祈りします」「とにかく安静になさってゆっくり療養して欲しいです」といった心配や労いの声があふれている。
2006年には武道館で弾き語りライブも
歌手デビューを志し、26歳で米国から帰国したアンジェラ。音楽活動に精を出し、ようやく日の目を浴び 2005年9月、シングル「HOME」(エピックレコードジャパン)でメジャーデビューを果たした。翌年12月には日本武道館史上初となる、単独アーティストによる弾き語りライブを開催。さらに同月、「NHK 紅白歌合戦」にも出場し、トップアーティストへと上りつめた。
ところが 2014年、音楽活動を休止し、音楽を学び直すために渡米。活動休止の理由は、シンガーソングライターとしての成功の先に「次に何を目指すか」という大きな壁があったからとした。次にミュージカル作家を目指したアンジェラは、全く違う分野に挑戦する道を選択し、再びもがき苦しんだ。2024年に復帰を遂げ、同年5月から日本各地で上演されたミュージカル作品「この世界の片隅に」(原作マンガ:こうの史代)の音楽担当に抜てき。10年ぶりに日本での活動を再開させた。
今は大事を取り、元気な姿でカムバックしてほしい限りだ。
