通算134Sの広島・栗林良吏 完全試合逃すも堂々の初先発完封 本拠も総立ち!守護神に“仕事”与えず
◇セ・リーグ 広島1−0中日(2026年3月29日 マツダ)
広島・栗林良吏投手(29)が29日の中日戦に先発し、1安打完封勝利。チームの開幕3連勝に貢献した。完全試合の快挙達成は逃したが、堂々たる1−0の勝利となった。
キャリア272試合目で初先発。中日・高橋宏との投げ合いとなったマウンドで、栗林は5回まで打者15人に対して完全投球。テンポよく56球で5三振を奪うなど、マウンドで仁王立ちした。
5回1死から福永の打球は左翼に抜けようかという当たりとなったが、遊撃・勝田がジャンピングキャッチするなど、バックも盛り立てた。
6回、7回も走者を出さず、迎えた8回。快挙まであと6人という場面で先頭の細川に中前打を許し、惜しくも途絶えた。本拠マツダスタジアムからも大きなため息が沸き起こった。
それでも後続を断ち、迎えた9回も無失点で抑えて見事な1安打完封勝利。元守護神が、守護神を出さずに試合を完了させた。スタジアムも総立ちで祝福した。
栗林は今季から先発に転向。入団から5年間は、主にクローザーを務め、通算4勝17敗、134セーブを挙げている。
▼栗林(初先発で完封勝利)「相手も凄い良い投手だったので、刺激を受けながら、投げ負けないぞという気持ちだった。(守護神の)森浦も2連投で頑張ってくれていたので、休ませることができてよかった。きょうという日を忘れず、この登板だけだったと言われないように次も頑張ります」
