元・汚部屋暮らしが気づいた「ムダづかいを減らすコツ」。お金の使い方を変えたら暮らしが好転
ものを増やさず、今あるものを長く使い続けるためのコツを紹介します。今回話を伺ったのは、片付け収納スペシャリストのおさくさん(30代、3児の母)。ものであふれた汚部屋で20年間暮らしてきましたが、ものの選び方を見直したことで暮らしが好転。節約にもつながったといいます。詳しくお話を伺いました。

セールを買っても気持ちは満たされない
セール、ポイント◯倍、送料無料…。その言葉を見るだけで「買わなきゃ損!」と反射的にポチッと購入。汚部屋時代の私は、「安さは節約になる」「たくさんもつことが豊かさだ」と本気で思い込んでいました。
でも実際は、値段に釣られて買ったものほど出番がなく、家じゅうが「安かったけど使わないもの」で埋まっていきました。
節約しているはずなのに家計は苦しい、買っても気持ちは満たされない、そんな矛盾を抱えたまま、20年以上も汚部屋で暮らしていました。
安さにつられて後悔。安物の3つの残念ポイント
汚部屋から抜け出すために捨て活を始めて驚いたのは、ゴミ袋に入っていくものの大半が安物だったこと。
使いきれなかった化粧品や、よく見たら気に入らない服、すぐ壊れてしまったオモチャ…。安く買うことを優先すると、「使いきれない」「しっくりこない」「壊れやすい」という3つの残念ポイントがついて回るのだと痛感しました。
「安いから買う」は、一時的に心が満たされても、長期的に損することが多い。お金の使い方から見直すべきだと気づきました。
満足度で選んだものは「相棒」に

今の私は、なにかを買うときに「長く使える?」「本当に好き?」と自問してます。
安さより“納得感”を基準にすると、もの選びの質も変わります。衝動買いが減り、お気に入りのものだけが残るように。
最近買ってよかったものは、この夏思いきって購入した約1万円のドットリネンパンツ。涼しくて快適で、どのトップスとも相性抜群。シワも味になるデザインで、ほぼ毎日のように手に取る相棒になりました。
プチプラを何枚も買うより、「これさえあれば十分」と思える1着の方が愛着も湧(わ)いて、満足度もコスパも圧倒的に高かったのです。
セールは今でも好きですが、欲しかったものが安くなっているときのみ参戦します。
物欲をわざわざ抑える必要はなく、お金の使い方を変えるだけでものは増えなくなります。20年汚部屋だった私がたどり着いた答えは、“安さより満足度”というシンプルだけど最強のルールでした。
