「最強の公務員」誕生なるか 別府市職員の高橋浩太さん、地元でムエタイ世界タイトル戦へ
大分県別府市上下水道局に勤務する職員が、11月9日に開催されるムエタイの世界タイトルマッチに出場します。「最強の地方公務員」を掲げる男の二刀流の挑戦に迫ります。
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別府市在住のプロ格闘家、高橋浩太さん(30)。現在ムエタイのスーパーウェルター級日本王者です。
高橋さん:
「ワクワクもあるんですけど、地元の開催ということで正直緊張というか、プレッシャーをうまく使いながら自分を追い込んでいます」
高校から社会人までラグビーを続けていた高橋さん。5年前、市内にあるブレイブリージムの門を叩きます。当時は体重が100キロを超えていて、ダイエット目的で通い始めました。
高橋さん:
「最初は一般会員で通っていましたが、プロ選手たちとのスパーリングに混ぜてもらうようになりました。今まで感じたことがない刺激や感覚を受けました」
プロデビューは2年前。以降、10戦8勝5KOと華々しい戦績を誇ります。今年2月には日本王者の座をつかみました。
ブレイブリージム 伴政和代表:
「すごく硬いパンチを打ち、今まで勝ってきたのは全部パンチ。努力を続ければチャンピオンになれる姿を見せてもらいたい」
そんな高橋さんにはもう1つの顔があります。別府市上下水道局に勤務する公務員で、技師として下水管の維持管理や工事の設計などを担当しています。
別府市上下水道局下水道課 川野康治課長:
「真面目で市民に対しても人当たりも良くて、責任感を持ってやるべきことをやってもらっています」
別府市上下水道局 橋本和久局長:
「職場の上司としては、正直けがをしてほしくないけど、公務員であり、格闘家でもあるので全力で闘ってほしいと思います」
二刀流の日々を支えているのが、地元別府の温泉とサウナ。激しいトレーニングでたまった疲労と公務で気を張った心をこの場所でリセットします。
高橋さん:
「疲労の回復もありますが、試合前の減量にもサウナが役立ちます。めちゃくちゃととのいます」
世界戦の相手は、キャリア初となるムエタイ本場・タイの強豪選手。大一番に向け、タイからスパーリングパートナーを招へいし、高橋さんが苦手とする「首相撲」への対応を強化しています。
今回の試合では、リングが設置されるのは会場の中央ではなく、別府市公会堂大ホール奥の舞台上。こうした特別演出の中、高橋さんは地元での世界王座獲得に向けて最後まで追い込みを続けます。
高橋さん:
「地元で世界タイトルマッチは普通ならほぼありえない。これだけ舞台を用意をしてもらったので、それに応えるような結果を残していきたいです」
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