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東京エレクトロンにTSMC、大手の半導体関連企業がひしめく熊本県合志市や菊陽町の今を取材しました。

【写真を見る】JASMに東京エレクトロンにソニーセミコン “新工場が続々と” 半導体関連企業『集積の現場』

東京エレクトロン九州は新開発棟

半導体製造装置を手掛ける東京エレクトロン九州は、合志市に新たな開発施設を完成させました。

元々あった工場と渡り廊下でつながるのが新たな施設「プロセス開発棟」です。

今日(15日)は施設の完成を記念し、式典が開かれました。

今後、見据えるのは。

東京エレクトロン九州 林伸一社長「競争力を強化して熊本から世界へ、最先端技術を提供し続けて、社会の発展に貢献することを目指してまいります」

建設費用は約470億円、施設の完成で半導体製造装置の開発量を4倍にすることを目指しています。

林社長は、この『量』が重要だといいます。

林社長「開発は全てが成功する訳ではない。いろんなところにチャレンジして、お客さんと話して評価してデモンストレーションして、最終的には成功する。そこの確率を上げるために量が必要です」

そして東京エレクトロンのすぐ近く、合志市内で整備が進むのがソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの新工場です。

世界シェアトップ企業の新工場

記者「新しい工場は去年4月に着工し、今年度中に完成する予定です。既に工場の姿がかなり見えています」

朝は多くの工事関係者が集まっていました。

新工場で作られるのがスマートフォンのカメラに欠かせない装置、イメージセンサーです。レンズから入った光を電気信号に変え、デジタル画像にします。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの世界シェアは1位。今年1月、当時の副社長は新たな工場への期待感を語っていました。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 山下満 副社長「熊本に半導体関連企業が集まってきたということで、日本ならずとも世界レベルで注目されているということで、我々も心強い」

そして菊陽町のJASM(TSMC熊本工場の運営会社)へ向かうと…。

JASMの第2工場

記者「既に稼働している第1工場の隣には、多くのクレーンが、規模感に圧倒されます」

いまは、第2工場の建設に向けた造成工事が進められています。

今日(15日)午前8時台、JASM前の県道は渋滞していました。

記者「工事関係の車両が多く、通勤の渋滞というよりは、工事関係の車両での混雑のようです」

JASM、東京エレクトロン九州、そしてソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、半導体関連企業の大手が今、熊本で増産体制に入っています。

各企業の位置関係

東京エレクトロン九州を中心に見ると、約800m北西にソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの新工場、約1㎞南東にJASMの工場があります。

半径1㎞の中で、世界の半導体が動いているといっても過言ではないという状況になっています。