「靴下をはいて寝る」は効果なし。冷え体質を改善する生活習慣5つ。
1日の疲れを癒やすためについ行っている習慣が、知らず知らずのうちに体を冷やしてしまっているかもしれません。今回は、冷え性外来・血管外科専門医の林 忍先が、夜の生活習慣の冷えとり効果を〇、△、×の3評価でジャッジ。40代からの大人世代におすすめの正しい習慣を取り入れて、冷え体質を改善しましょう。

「晩酌は冷えたビールで乾杯」の冷えとり効果は?
判定は…×! 「飲むなら常温で。おすすめは赤ワイン」。
中国などでは常温で飲むのが一般的なほど、キンキンに冷えたビールは内臓を冷やすのでよくありません。もし飲むなら暑い屋外か常温で。または体を温める赤ワインなどを選んで。
●体を温める陽性のお酒
・赤ワイン
・日本酒
・焼酎
・甘酒
「緑茶を飲んでほっとひと息」の冷えとり効果は?

判定は…×! 「カフェインの少ないココアで体を温めて」。
緑茶は体を冷やす「陰性」の飲料。またカフェインを含むので、夜は入眠の妨げになり自律神経を乱す原因にも。おすすめはココア。飲んですぐ体表面の温度が上がり、冷えを緩和します。
「夏の入浴はシャワーか半身浴にする」の冷えとり効果は?

判定は…△! 「ぬるめの39度で全身浴を」。
冷房の効いた部屋にいた人ほど、入浴はシャワーではなく、39℃のお湯に肩までつかる全身浴で体を温めて。

なお、お風呂上がりのアイスは体が冷えるので、食べるなら昼間に。
●サウナ後の水風呂は20秒でOK
サウナ→水風呂→休憩の繰り返しで「ととのう」とされるサウナ。ただし、水風呂は血管の収縮が激しくなるため、冷え症の人は20秒ほどの短めにとどめて。
「足を冷やさないように靴下をはいて寝る」の冷えとり効果は?

判定は…×! 「靴下をはくなら、通気性がよくて締めつけのないもの」。
深部体温が下がると眠くなるので、足裏から放熱する意味でもはだしで眠りたいところ。靴下をはく場合は、通気性・吸湿性のいい素材でできた、締めつけがないものを選びましょう。
「就寝時のエアコンは適温でつけっぱなし」の冷えとり効果は?

判定は…〇! 「睡眠中もかけっぱなしにして睡眠の質を守って」。
自律神経を整え、冷えにくい体に導く意味でも、質のいい睡眠を。エアコンはタイマーにせずに、ひと晩じゅうつけ、冷えないようにきちんとパジャマを着用&布団をかけるのが、ぐっすり眠るコツです。
●室温は28℃を徹底しなくてもOK
一般的に夏の寝室は室温28℃前後が理想とされていますが、感じ方には個人差があるので数字にこだわらなくてOK。肝心なのは快適と感じるかどうかです。
