1. 「なぜ安いのか?」を考える
まずは、とにかく安い見積もりに飛びつくのをやめましょう。ただでさえ、コロナ禍以降、資材や人件費の高騰で工事費は上がっています。にもかかわらず、極端に安い見積もりが出てきた場合は、なぜその価格が実現できるのか、徹底的に確認することが必要です。
また、工事の仕様書だけでなく、工事の日数や人数といった詳細まで確認し、不自然な点がないか見極めましょう。
2. 見積もりを「比較する」をやめる
同じ仕様で価格だけを比較する「相見積もり」は、出来レースの談合を誘発する恐れがあります。そこで、株式会社さくら事務所が推奨するのが「プロポーザル方式」です。これは、施工会社にそれぞれ独自の仕様や技術を盛り込んだ提案を求め、価格だけでなく内容も総合的に比較するものです。
これにより、各社のアイデアや強みが見えてくるため、価格調整の余地がなくなり、公正な競争が生まれます。

■まとめ:自分たちのマンションは自分たちで守る
談合の問題は、一部の悪質な業者だけでなく、マンション管理の構造そのものに潜んでいます。業者任せにせず、理事会が主体的に情報収集を行い、なぜ?という疑問を持つことが、談合や不正を防ぐための第一歩です。
お金を払ってでも、透明性の高いコンサルタントを入れる、工事の情報を積極的に管理するといった少しの工夫が、数千万円の修繕積立金を不正から守ることにつながります。第三者の立場で客観的なアドバイスのできる株式会社さくら事務所への相談を検討するのも一つの手です。

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