汗ばむ夏はニキビや吹き出物といった肌トラブルが増えがち。早めの対応が大切です。この記事では、ニキビと吹き出物についてのよくある質問に、皮膚科専門医の土屋佳奈先生が答えてくれました。正しいケアをしっかり学んで、親子でトラブル知らずの肌を目指しましょう。

ニキビも吹き出物も同じ。早めのケアが大切です

子どもはニキビ、自分は吹き出物に悩んでいませんか? 皮膚科医の土屋先生によれば、じつはこの2つは同じもの。

【イラスト】ニキビができやすい場所は?

「どちらも毛穴がつまり、アクネ菌が増えて炎症が起きたものです。ただし、成長期の子どもと大人では原因が異なります。子どもは皮脂の過剰分泌であるのに対し、大人は代謝の低下やホルモンバランスの乱れが原因で、肌の乾燥による皮脂の過剰分泌や古い角質が毛穴をふさぐことが影響します。

とくに今のシーズンは高温多湿な環境により、汗と皮脂が混ざってニキビができやすくなるもの。正しいケアでニキビを防ぎましょう」

ニキビ・吹き出物Q&A

ニキビと吹き出物についてよくある質問に、皮膚科専門医の土屋佳奈先生が答えてくれました。

●Q:ニキビができやすい場所はどこですか?

A: 皮脂分泌が多いところにできます

「子どもは額、小鼻の周りなどの皮脂分泌の多いTゾーンに。乾燥しやすい大人は、あごや口周りのUゾーンにできやすくなります」(土屋先生、以下同)。

ほかにうなじ、背中、胸元なども。

●Q:若い頃、ニキビができやすかった私。子どもに遺伝しますか?

A:肌質は遺伝しやすいですが、成長期の子の多くがニキビに悩んでいます

「肌質は遺伝も影響するため、脂性肌だった人ほど子どももニキビの傾向が」

ただ、よほどの乾燥肌でない限り、皮脂分泌が活発な成長期は、男女問わずニキビに悩むのが一般的。

●Q:ニキビと生理周期には関係がありますか?

A:生理前はニキビができやすくなります

「排卵後、生理までを黄体期と呼び、その期間は皮脂分泌が増え、ニキビができやすくなります」。

なお、近年は第二次性徴期を迎える年齢も早くなり、ニキビも低年齢化しているそう。