「ゴールはものを手放すことではない」失敗から学んだ、“がんばらない”片付け3つ
「これからはなるべく身軽に暮らしたい!」そう思ったら、できるだけ体力があるうちに、家じゅうを片付けておきたいもの。ここでは、夫の転勤による5回の引っ越し経験を経て、すっきり暮らしに目覚めたかなさん(40代)が、自身の失敗談を踏まえた「無理のない捨て活」について語ります。

1:時間を決めて片付けて“燃え尽き症候群”を防止

捨て活に目覚めた当初、早く家の中をすっきりさせたくて「いらないものはないか? 捨てられるものはないか?」と、毎日片付けのことばかり考えていた私。不用品はどんどん処分していました。
とくに夫の転勤で引っ越しが決まった直後は、期限があるので気持ちも焦り、大型の家具やほぼ新品の食器など、手当たりしだい手放していきました。そのときは、とてもすっきりした気分だったのですが…。
引っ越しを終えて少し経った頃、疲れがどっと出てしまい、そのあとしばらくなにも手につかなくなったことがありました。ものを手放したことに後悔はないですが、夢中になりすぎると、その反動もあることを実感しました。
現在片付けをする際は、適度に休憩をはさみ、続けて1時間以上は行わないようにしています。
2:家族のものには手を出さない

片付けをし始めると、夫の服や本なども「多すぎるんじゃない?」「こんなに必要?」と気になって捨てたくなる衝動に駆られることがありました。その結果、つい「片付けてよ」と不満を漏らしてしまったり。
ですが、冷静に考えると、私も服をたくさんもっているし、読みかけの本もたくさん。自分のことは棚に上げて、人のものが気になってしまっていたのです。
そう気づいてから、自分のものの片付けに集中するようにしたら、その姿を見て夫も自然と片付けをすることが増えてきました。今は「捨て活するのは、あくまで自分のものだけ」と決めています。
3:できないことより、できたことに目を向ける

ミニマリストに憧れ、生活感のない部屋にしたいと考えていた私は、雑然とものが散らかっている状態を見て、自己嫌悪になることもありました。
ですが、よく考えてみれば、日々ものを使うし部屋の中も散らかるのは当たり前。普通に生活していたらものは増えますし、生活感があってもいいんだという思考にシフトしました。そう考えるようになって、気持ちもラクになりました。
それからは、できていないことに目を向けるよりも「以前よりも掃除がラクになった」「探しものの時間が減った」など、できたことに目を向けるように意識しています。ひとつでも不要なものを処分できたら、立派な捨て活と思うようにしています。
片付けのゴールは「ものを手放すこと」ではなく、その先にある「心地いい暮らし」だと私は考えています。これからも無理のない捨て活で、居心地のいい家を目指していきたいです。
