季節の変わり目は、体調や気分が揺らぎやすい時期。「60代になると日々のペースは少しゆるやかになる一方で、そんなちょっとした変化を敏感に感じるようになります」というのは、暮らしと心の整え方をYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさん。そんな時季の夜、自分に優しく過ごすためヒントを伺いました。

自分をふわっと包むようなひととき

朝晩の気温差に、ふと疲れを感じる季節の変わり目。そんなときこそ、夜の静けさがいっそう心地よく感じられます。忙しかった日も、うまくいかなかった日も、夜の過ごし方次第で気持ちがふっとほぐれていくのを実感しています。

【写真】ライフさんお気に入りの本

今は、夜は「がんばる時間」ではなく「手放す時間」--そう思うようになってから、眠る前のひとときが楽しみになりました。

1.一日の終わりは、優しい光とともに

夕方になると部屋の明かりを少し落として、昼から夜への気持ちのきり替えを意識します。スタンドライトや間接照明に変えると、心も自然とゆるみます。

夜はさらに灯りを落として、キャンドルややわらかな光の中で過ごすのが心地よく感じられます。オレンジ色の灯りや炎のゆらぎには、季節の不安定さを包み込むような温かさがあると感じています。

2.いらない思いを手放す

季節の変わり目は、気持ちがちょっと揺れがちな時期。眠る前には、心に残ったモヤモヤや「言わなきゃよかった」などの後悔を、そっと手放すようにしています。

夜になると、小さな不安や反省が大きく感じられることも。でも、深呼吸をひとつして、「今日はここまで」と自分に声をかけてみると、気持ちがふっと軽くなるのを感じます。夜は心の静けさを取り戻す、大切な時間です。

3.リビングをリセット

気温が下がる夜、リビングの灯りを落として、テーブルの上をさっとふき、イスをそろえる。そんなほんの数分の習慣が、心の中のざわつきまで整えてくれます。

スッキリと片づいた空間を見ると、「今日もよくがんばったね」と自分をねぎらいたくなります。変化の多い季節だからこそ、こうした小さなルーティンが安心感をくれます。

4.好きな本の一節を読む

季節の移ろいを感じる夜、寝る前のほんの数分、好きな本の一節を読む時間が心を整えてくれます。その日の気分に合わせて選ぶ一冊。何度も読んだお気に入りの言葉に触れると、気持ちが落ち着いて、安心して眠りにつけます。

60代になった今だからこそ、本の言葉がより深く響き、静かな夜の音楽のように心に寄り添ってくれると思っています。

優しい夜を自分にプレゼント

変わりゆく季節の中で、60代の夜は、自分を整える大切な時間。「がんばる」のではなく、「今日もありがとう」と自分を労わること。それだけで、明日の心構えが変わってきます。

照明を落として、静かな音や言葉に包まれながら、ゆったりと過ごす。そんな優しいひとときを重ねていくことで、眠りも、日々も、より穏やかになっていきます。

どうぞ、季節の変わり目には、自分に優しい夜をプレゼントしてあげてくださいね。