仕事に子育て…忙しい日々をラクにする、家事の時短テクニックを3つ紹介します。教えてくれるのは、これまで400軒以上の片付けをサポートし、2人の子どもを育てている整理収納アドバイザー・Fujinaoさんです。

忙しい日々を助けるのは、時短のための工夫

夫の単身赴任のため、5年前に当時小学生の息子2人と札幌に引っ越しをしました。

【実際の写真】ムダなものがない、すっきり片付いたダイニングテーブル

私は生まれ育った地元・札幌ですが、息子たちにとっては見ず知らずの土地。引っ越しに転校など子どもたちのメンタルサポートから日常の家事まで私ひとりでまかなわなければいけない日々が始まると、その責任とやることの多さから「本当に大丈夫だろうか?」と不安に思うようになりました。

そこで、「これは家事をラクにするしか解決策がない!」と感じた私は、さまざまな工夫をしてみました。そのなかでも大きく効果があったのが以下の3つです。

1:平面にものを置かないようにして、掃除をしやすく

まずは、キッチンやリビングのテーブルの上に極力ものの定位置をつくることをやめました。

ものがごちゃごちゃと置いてあると、どれが片付けるべきもので、どれが置いておいていいものなのか子どもたちの判断が鈍ります。そこで、いっそ「平面の上にはものを置かない」というルールを徹底。

ゴールが分かりやすいので、子どもたちは夜寝る前に床やテーブルの上にあるものを「ゼロになるまで片付ける」という習慣が身につきました。毎晩寝る前に、テーブルをサッとひとふきするだけで家の中がリセットされるので、かなりの時短になります。

また、床にものを置かないことで、毎日の床掃除はロボット掃除機にお任せでOK。とてもラクになりました。

2:夜の家事貯金で、1日のスタートがスムーズに

夜寝る前に部屋の中を片付けてリセットするのが家族恒例の習慣となっているわが家。加えて、私自身はほかにも寝る前に終わらせておく家事が2つあります。それが、キッチンリセットと夜洗濯です。

茶碗は食洗機に入れて、シンクを軽く掃除し、テーブルをサッとふく。ここまでしておくと翌朝のスタートの身軽さがまるで違います。

また、洗濯物もドラム式洗濯機で乾燥まで一気に終わらせてしまいます。

その日の汚れをその日のうちにリセットしておくことはスムーズな1日のスタートのために欠かせない工夫です。

3:家族がわかりやすい収納を意識する

私の家事負担を軽減するためには、息子たちに自主的に動いてもらう仕組みが欠かせません。そこで、家の中のものは置き場がわかりやすいようカテゴリ別に分けて収納し、ラベリングをしてわかりやすい収納システムにしました。

また、家全体のものの数も減らしました。そうすることで息子たちだけではなく、月に1回しか帰宅しない夫でもわかりやすい収納システムをつくることができました。結果的に家族の探しものや準備などに振り回されることがなくなり、大幅な時短となっています。