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戦後80年の節目を迎えるのにあたり、県内の戦争の跡を記録した写真展が、5月21日から板野町で開かれています。

風呂敷に包まれた遺骨。

戦争はいつも、無数の死に満ちています。

会場のギャラリーカフェに並んだのは、県内で「戦争」をテーマに撮影された作品21点。

撮影したのは、吉野川市在住の写真家、小倉隆人さんです。

小倉さんは、東京でカメラマンとして活躍したのち、10年前、地元・徳島に帰ってきました。

小倉さんは、近ごろの世界情勢を見るうちに、改めて戦争への危機感を抱き、カメラをたずさえ、県内に残る戦争のあとをめぐりました。

例えばこの松の木。

ここにも戦争の跡が見られます。

(写真家・小倉隆人さん)
「松の油をとって(燃料にして)飛行機を飛ばそうとしたんです」
「とった跡っていうのは傷だらけ、治ってきた時間が80年」

こちらは、出征の無事を祈った千人針。

しかし、戦地から帰ったのは、持ち主を失ったこの一枚きりでした。

(写真家・小倉隆人さん)
「戦争はやだなあって思ってもらえれば、したくないなあ」
「おろかさだね、戦争のおろかさ、戦争しちゃいけないねん」

戦後80年。

いま改めて戦争を問う小倉さんの写真展「戦後80年目の徳島の戦跡」は、6月1日まで板野町のギャラリーカフェブリッサで開かれています。