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アメリカ大統領選挙でトランプ前大統領が勝利宣言したことを受けて、環境活動団体がロンドンにあるアメリカ大使館の壁にオレンジ色の塗料を吹きつけて抗議しました。

環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバー2人が6日、ロンドンにあるアメリカ大使館の外壁に消火器のようなタンクからオレンジ色の塗料を吹きかけました。

団体のSNSによりますと、トランプ前大統領が大統領選挙で勝利宣言したことを受けて抗議活動として行ったもので、「選挙の唯一の本当の勝者は、アメリカとイギリスで主要政党を支配している企業勢力だ」と主張。「民主主義が企業の利益や富豪に乗っ取られ、一般人の幸せよりも化石燃料産業の利益が優先され続ける」と訴えました。

団体は、気候変動対策の強化を訴えて文化遺産や芸術作品に液体や粉末をかけるなど、各地で抗議活動を繰り返しています。