(c) 2024 Marvel

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「ワンダヴィジョン」の魔女アガサ(キャスリーン・ハン)を描くマーベル・ドラマがフィナーレを迎えた。ファンの間で密かに登場が期待されていたワンダ・マキシモフに対する考えについて、クリエイターのジャック・シェイファーがシリーズ本来の目的を説明したうえで米に明かしている。

この記事には、 「アガサ・オール・アロング」第8話『続け友よ 栄光の血へと』&第9話『乙女 母 老婆』のネタバレが含まれています。

この記事には、 「アガサ・オール・アロング」第8話『続け友よ 栄光の血へと』&第9話『乙女 母 老婆』のネタバレが含まれています。

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マーベル・ドラマ「アガサ・オール・アロング」は、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)に魔力を奪われたアガサが魔女団を結成し、力を取り戻すために “魔女の道” に挑む物語。第8話『続け友よ 栄光の血へと』で主人公アガサは、ワンダの息子・ビリー(ジョー・ロック)を生かすため、死神“デス”ことリオ(オーブリー・プラザ)に口づけし、自ら死を受け入れた。フィナーレの第9話『乙女 母 老婆』では、“魔女の道”が自分の創造物だったと気づいたビリーの前に、幽霊となったアガサが登場。“魔女団2人”として、新たな旅に出るのだった。

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最終的にアガサが死を迎える展開について、マーベル・スタジオ幹部がどう反応したのか聞かれたジャック・シェイファー。「彼女をゴーストにしたかったので、死ぬことは最初から決まっていた」と述べ、シリーズ本来の目的についてこう語った。

「前半はアガサをワンダの呪縛から解放すること、後半は彼女をゴーストおよびビリーの霊的な指導役にすることが目的でした。これらを本作の柱として、私たち全員がコミットしてきたので、(アガサの犠牲的な)“死の口づけ”に対する反発はありませんでした。それはマーベルの大きな戦いにおける致命的な一撃であると同時に、(アガサ&リオの)ロマンティックな関係の頂点でもあります。この2つがうまく結びついたので、番組のクリエイティブチームも異論はありませんでした。」

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「ワンダヴィジョン」後のアガサの行方や、彼女とビリーの関係に焦点を当てた本作では、ワンダ・マキシモフへの言及はあるものの、最後まで彼女自身が姿を見せることはなかった。製作にあたり、ワンダの復活は検討されなかったのだろうか?

『ワンダヴィジョン』 で配信中 (c) 2021 Marvel

この点についてシェイファーは、キャスティングやスケジュール、予算といった実務的な要因も絡むとした上で、「クリエイティブな観点からも、アガサというキャラクターに対してフェアではないと感じました」と語っている。

「これは彼女の物語であり、ワンダを再登場させるというアイデアは、ある意味その本質を覆す気がしました。私はワンダをこよなく愛しているし、彼女の行動の影響がストーリー全体に波及しているため、彼女も番組の一部だと感じています。もちろん、私たちは彼女の息子も登場させ、彼がワンダに複雑な感情を抱いていて、すぐに彼女を受け入れられないという設定にしました。なので、今後MCUでこの繋がりがどう展開されるかが楽しみです。」

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「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中。

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