スポニチ

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　西武は4日、ドラフト3位指名した大分・佐伯鶴城の狩生（かりゅう）聖真投手（17）と入団交渉に臨み、仮契約を結んだと発表した。

　契約金5000万円、年俸700万円（ともに推定）。

　1メートル85の上背から投げ込む最速150キロの直球が武器。入部当初は野手だったが、広島・森下や西武・源田らを指導した渡辺正雄監督の勧めで1年夏から投手で勝負し、“森下2世”と評されてきた。

　入団交渉を終え、球団を通じて「これから自分がプロの世界に飛び込んでいく中で、プロの世界で活躍できるようにこれからがんばっていこうという気持ちになりました」とコメント。

　契約金の使い道として「これから必要となる野球道具を購入しようと思います。高校の時から勝てる投手を目指していたので、プロの世界でも勝てる投手という目標は継続して、また長く活躍できる投手になりたいと思います。ライオンズからは、すごく期待してもらっていますので、その期待に応えられるように、努力をしてライオンズのエースとして先発で投げていけるようにがんばりたいと思います」と意気込んだ。

　「ライオンズのエースとして投げ続けている今井投手の映像をずっと見ていたので、多くの事を今井投手から学んで自分の力にしていきたいです」とし、「佐伯鶴城高校野球部出身のプロ野球選手として、鶴城野球部はいろんな方に支えられてきたので、地域の方に勇気や感動を与えられる選手になりたいと思います」と力強く宣言した。