DeNAが3連勝で26年ぶりの日本一に王手

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◇プロ野球日本シリーズ第5戦 DeNA7-0ソフトバンク(31日、みずほPayPayドーム)

両チーム2勝2敗で迎えた日本シリーズ第5戦は、DeNAが完封勝利。1998年以来26年振りの日本一に王手をかけました。

先発は中4日で登板のジャクソン投手。初回は3者連続三振と完璧な立ち上がりを見せると、2回には連打でピンチを招きますが、海野隆司選手を見逃し三振に仕留め2回までソフトバンクを無失点に抑えます。

するとDeNA打線は直後の3回表、2アウト1、2塁のチャンスを作ると、7番の筒香嘉智選手がタイムリー。ここまでの4戦では先制したチームが勝利している中、DeNAは貴重な先制点を奪います。

続く4回にはノーアウト1、2塁の場面で牧選手がレフトスタンドへ3ランホームランを放ち、DeNAがリードを4点に広げました。

援護をもらったジャクソン投手は4回以降ヒットを1本も許さない好投。7回に四死球と自らの暴投で1アウト2、3塁のピンチを招きますが、嶺井博希選手を空振り三振、続く周東佑京選手はセカンドゴロに打ち取り、ソフトバンクを7回無失点に抑えました。

8回は伊勢大夢投手が無失点に抑えると、9回表に打線は桑原将志選手の押し出し死球と梶原昂希選手のタイムリーなどで3点を追加しました。

そして9回ウラは中川颯投手が無失点に抑えて、DeNAは2試合連続の完封勝利。ホームで2連敗しましたが、敵地で3連勝し、26年振りの日本一に王手をかけました。