暫定体制初戦で快勝! ファン・ニステルローイ暫定監督が喜び「これ以上は望めない」

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 マンチェスター・ユナイテッドのルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が、初戦で勝利を収めた喜びを口にした。30日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

 28日にエリック・テン・ハフ監督の解任を発表したマンチェスター・ユナイテッドは、ファン・ニステルローイ暫定体制初戦で30日にカラバオ・カップ4回戦のレスター戦に臨んだ。15分にカゼミーロの強烈なミドルシュートで先制すると、ここからゴールラッシュを見せる。アレハンドロ・ガルナチョが追加点を挙げたほか、ブルーノ・フェルナンデスが2ゴールを記録し、カゼミーロも追加点を奪うなど、2失点を喫したものの、5−2で快勝した。

 試合後、ファン・ニステルローイ暫定監督はクラブの公式メディア『MUTV』で「これ以上は望めないね。最初のゴールは信じられないようなトップコーナーへの素晴らしいフィニッシュだった。そして、今日は運もあったと言わざるを得ない」と喜びを語りながら、次のように続けた。

「2回ポストに当たったし、カゼミーロに戻ってきたところや、ブルーノのディフレクションなど、私たちには運があったが、最初のゴールが入ったので、彼のためにも嬉しく思ったよ。その後にさらにゴールが続いたしね」

 また、「カゼミーロの活躍には歓喜したね。彼がトレーニングに励んで、チームやクラブに貢献してきた姿はまさに模範だからね」とファン・ニステルローイ暫定監督は2得点を挙げたカゼミーロに改めて賛辞を送った。

「観客の反応を見れば彼がどんな選手かはわかる。彼がチームにいてくれて嬉しいよ。リヴァプール戦後、彼は多くの批判を受けた。とてもつらかった。あの試合の責任が彼にほとんど押し付けられていて、それは不公平なことだ。彼は批判されるべきではなかったし、全く事実ではない」

「5度のチャンピオンズリーグ制覇を果たした実績とともに、彼がトレーニングや試合に向けて準備している姿を見れば、彼は私たちの模範であり、それが私の祝福の一部だった。彼のために嬉しかったね」