自身のセクシュアリティに対する今の気持ちを語ったショーン・メンデス。ショーンのセクシュアリティに関しては長い間、ファンの間で議論が交わされてきた(『Shawn Mendes Instagram「it’s been such a pleasure @davidyurman」』より)

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カナダ出身の歌手ショーン・メンデス(26)が、米コロラド州で公演中に、自身のセクシュアリティに対する思いを語った。ショーンのセクシュアリティについては、長年ファンの間で議論が続いている。ショーンはステージで、こういった噂に対する心情を表現した新曲を披露し、ファンに向けて率直な気持ちを吐露した。

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ショーン・メンデスは、ツアー『For Friends and Family Only』で現地時間18日に米ニューヨークで公演を行った。ステージでは、11月にリリースするアルバム『Shawn』の収録曲『The Mountain』を初披露した。

SNSで拡散された動画には、ショーンがステージでギターを弾きながら「僕は心変わりした みんなは言いたいことを言えばいい」と歌う場面が映し出されており、「僕が年を取り過ぎたとか 女性と男性のどちらが好きかとか 型にはまったことを言えばいいんだ」と続けた。

この歌詞は、かねてより話題となっているショーンのセクシュアリティに関する噂に触れたものとされている。

現地時間28日には、米コロラド州の円形劇場「レッド・ロックス・アンフィシアター」で公演し、前回と同様に『The Mountain』を披露した。そして観客に向けて、自身のセクシュアリティに対する思いをこのように語った。

「僕が本当に若かった頃から、人々は長い間、僕のセクシュアリティについて議論してきた。なんだか馬鹿げたことだ。セクシュアリティとは美しく複雑なもので、型にはめるのは難しいと思うから。」

ショーンは、自身の性的指向を噂されることについて「ずっと個人的な領域を侵害されているように感じてきた。自分で解明したことや、まだ発見していないことに対してね」と言うと、こう続けた。

「みんなともっと親しくなるために、こうして自由に話しているんだ。僕の人生とセクシュアリティの真実について。今のところ、答えを見つけようとしている。みんなと同じようにね。分からないこともあるし、分かることもある。僕たちはこういったことについて多くを語る社会に生きているから、本当に怖いと感じるよ。」

そして「僕は勇気を出して、人間らしく物事を感じるようにしている。僕が言いたいのはこれだけだ」と付け加えた。

ショーンは2021年11月、およそ2年間交際した歌手カミラ・カベロ(27)と破局した。その後、復縁説が浮上したが、最終的に2人は別々の道を選んだ。

ショーンはステージで、新たなロマンスを見つけることについてこのように話した。

「シングルでいると、どうしても運命の人を探さなきゃいけないようなプレッシャーを感じるんだ。運命の人って誰なんだろうってね。だから付き合い始めた頃、相手にかかるプレッシャーはすごいものだよ。」

それゆえにショーンは、余計なプレッシャーを感じないよう、自然な形で相手と向き合うように心がけているという。

「僕は、誰に対してもプレッシャーをかけないようにしている。どのような形であろうと、その瞬間の愛を感じるようにしているんだ。僕たちはみんな、ちょっとしたハグが必要なんだよ。」

画像は『Shawn Mendes Instagram「it’s been such a pleasure @davidyurman」「Happy 2 years my baby」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)