先制2ランを放ったフレディ・フリーマン

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○ ヤンキース 11−4 ドジャース ●

<現地時間10月29日 ヤンキー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースがヤンキースとのワールドシリーズ第4戦に11失点の大敗。MLB12年ぶりのスイープ決着とはならず、シリーズ成績3勝1敗となった。

 世界一へ王手をかけているドジャースが4試合続けて先制に成功。初回、右腕ギルから2番ムーキー・ベッツが右翼線二塁打を放ってチャンスを作ると、3番フレディ・フリーマンが4戦連発の右越え2ラン。ブレーブス所属時の2021年を含め、MLB新記録となるワールドシリーズ6試合連発をマークした。

 幸先良く2点リードを奪うも、ブルペンデーが誤算となった。1番手右腕ベン・カスパリウスが2回1失点で降板すると、3回裏に登板した2番手右腕ダニエル・ハドソンが二死満塁のピンチを招き、7番ボルペに逆転グランドスラムを被弾。ヤンキースに第1戦以来となるリードを許した。

 5回表に8番ウィル・スミスが今季ポストシーズン第3号ソロを放つなど2点を奪うも、6回以降はヤンキースのブルペン陣に対して無安打と沈黙した。4イニングを投げた3番手右腕ランドン・ナックは8番ウェルズの右越えソロで追加点を許し。8回裏には4番手右腕ブレント・ハニーウェルが1番トーレスのダメ押し3ランを浴びるなど一挙5失点。4年ぶりのワールドシリーズ制覇は第5戦以降に持ち越しとなった。