ナポリ強し! ミランとの強豪対決を制して5連勝…ルカク&クヴァラツヘリアがゴール
セリエA第10節が29日に行われ、ミランとナポリが対戦した。
ミランはここまで8試合を消化し、4勝2分2敗で勝ち点「14」を積み上げ、現在は暫定8位につけている。26日に開催が予定されていた前節ボローニャ戦が悪天候のため延期となったことで、消化試合数が1つ少なく、試合間隔も1週間空いた。前回開催の公式戦は22日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節クラブ・ブルッヘ戦で、同試合では3−1と待望の今季CL初勝利を記録。この試合の勢いを国内の戦いにも持ち込みたい。
一方で、ナポリはアントニオ・コンテ新監督の下、開幕直後から好調をキープ。セリエAでは開幕戦のヴェローナ戦こそ0−2敗れたものの、以降は7勝1分と無敗を継続。現在は2位につけるインテルに勝ち点差「4」をつけて首位を走っており、2年ぶりのスクデット奪還へ向けて好スタートを切った。1−0で勝利した前節レッチェ戦から中2日という過酷スケジュールだが、同試合からのスタメン変更は両ウイングの2人のみとなった。
試合は立ち上がりの5分に均衡が破れる。ナポリは敵陣中央でボールを奪ったところから1度組み立て直し、最終ラインでボールを持ったアミル・ラフマニが縦パスを差し込むと、斜めの立ち位置をとったアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサがうまく前を向いて中央へパスを供給。待っていたロメル・ルカクはストラヒニャ・パヴロヴィッチに寄せられながらも、強引になぎ倒し、左足でゴールネットを揺らした。ナポリが先手を取っている。
早くも1点ビハインドとなったミランだったが、ここからより多くのチャンスを作り出す。18分にはボックス左でパスを受けたユヌス・ムサが中央を向いて右足を振り抜くも、シュートはわずかにポストの右へ。23分には右サイドから持ち運んだエメルソン・ロイヤルがミドルシュートを放ったが、今度はゴール左へ外れる。
このままナポリの1点リードで前半終盤へ向かったが、43分にはナポリが待望の追加点をゲット。敵陣左サイドでマティアス・オリベラからのパスを受けたフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、カットインから右足一閃。狙い澄ました一撃をファーサイドに沈め、ナポリが2点目を挙げて前半を終えた。
後半に入ると立ち上がりの47分、コーナーキックの流れから敵陣右サイド大外でボールを持ったサムエル・チュクウェゼが、左足に持ち替えてクロスボールを送る。これがボックス内ファーサイドで待っていたアルバロ・モラタの頭にピタリと合い、ヘディングシュートをねじ込んだ。ミランが反撃の狼煙を上げたかに思えたが、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。
その後はミランがボールを握りながら、ナポリの安定した守備の前にゴールを奪えない。63分からはクリスティアン・プリシッチとラファエル・レオンを投入し、攻撃的な姿勢を強めたが、最後までゴールネットを揺らすことができずに、試合はこのままタイムアップを迎えた。
この結果、ミランはセリエAで2試合ぶりの黒星を喫した。対するナポリはこれで5連勝。3試合連続のクリーンシートと守備面での安定も大きく、今節も首位の座をキープした。
次節、ミランは11月2日に敵地でモンツァと、ナポリは3日にホームでアタランタと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ミラン 0−2 ナポリ
【得点者】
0−1 5分 ロメル・ルカク(ナポリ)
0−2 43分 フヴィチャ・クヴァラツヘリア(ナポリ)
ミランはここまで8試合を消化し、4勝2分2敗で勝ち点「14」を積み上げ、現在は暫定8位につけている。26日に開催が予定されていた前節ボローニャ戦が悪天候のため延期となったことで、消化試合数が1つ少なく、試合間隔も1週間空いた。前回開催の公式戦は22日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節クラブ・ブルッヘ戦で、同試合では3−1と待望の今季CL初勝利を記録。この試合の勢いを国内の戦いにも持ち込みたい。
試合は立ち上がりの5分に均衡が破れる。ナポリは敵陣中央でボールを奪ったところから1度組み立て直し、最終ラインでボールを持ったアミル・ラフマニが縦パスを差し込むと、斜めの立ち位置をとったアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサがうまく前を向いて中央へパスを供給。待っていたロメル・ルカクはストラヒニャ・パヴロヴィッチに寄せられながらも、強引になぎ倒し、左足でゴールネットを揺らした。ナポリが先手を取っている。
早くも1点ビハインドとなったミランだったが、ここからより多くのチャンスを作り出す。18分にはボックス左でパスを受けたユヌス・ムサが中央を向いて右足を振り抜くも、シュートはわずかにポストの右へ。23分には右サイドから持ち運んだエメルソン・ロイヤルがミドルシュートを放ったが、今度はゴール左へ外れる。
このままナポリの1点リードで前半終盤へ向かったが、43分にはナポリが待望の追加点をゲット。敵陣左サイドでマティアス・オリベラからのパスを受けたフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、カットインから右足一閃。狙い澄ました一撃をファーサイドに沈め、ナポリが2点目を挙げて前半を終えた。
後半に入ると立ち上がりの47分、コーナーキックの流れから敵陣右サイド大外でボールを持ったサムエル・チュクウェゼが、左足に持ち替えてクロスボールを送る。これがボックス内ファーサイドで待っていたアルバロ・モラタの頭にピタリと合い、ヘディングシュートをねじ込んだ。ミランが反撃の狼煙を上げたかに思えたが、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。
その後はミランがボールを握りながら、ナポリの安定した守備の前にゴールを奪えない。63分からはクリスティアン・プリシッチとラファエル・レオンを投入し、攻撃的な姿勢を強めたが、最後までゴールネットを揺らすことができずに、試合はこのままタイムアップを迎えた。
この結果、ミランはセリエAで2試合ぶりの黒星を喫した。対するナポリはこれで5連勝。3試合連続のクリーンシートと守備面での安定も大きく、今節も首位の座をキープした。
次節、ミランは11月2日に敵地でモンツァと、ナポリは3日にホームでアタランタと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ミラン 0−2 ナポリ
【得点者】
0−1 5分 ロメル・ルカク(ナポリ)
0−2 43分 フヴィチャ・クヴァラツヘリア(ナポリ)