7回1失点の好投で日本シリーズ初勝利に貢献し、スタンドに手を振る東(撮影・伊藤笙子)

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 「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク1−4DeNA」(29日、みずほペイペイドーム)

 DeNAが左足肉離れから復帰した東の好投で連敗を2で止め、シリーズ初勝利を挙げた。打線は初回に1点を先制し、同点の五回には桑原が勝ち越しソロ。東は毎回安打を浴びながら初回の1失点に抑えて7回まで投げ抜いた。

 正妻・山本が離脱し、戸柱とは今季初コンビとなったが、わずか2週間で戦列復帰を果たした東が、連敗を喫していたチームにシリーズ初勝利を呼び込んだ。左腕はヒーローインタビューで「クライマックスではチームに迷惑をかけてしまったので、復帰戦でしたけど、自分らしい投球を心がけてマウンドに上がりました」と語った。

 続けて「病み上がりなので、まさか7回まで投げるとは思ってなかったですけど、チームに貢献できて良かったです」と笑顔を見せた。