テン・ハーフ監督の退任について語ったG・ネビル。(C)Getty Images

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 ここまでリーグ戦3勝4分け2敗の14位と低迷しているマンチェスター・ユナイテッドは10月28日、エリク・テン・ハーフ監督が退任すると発表した。

 これを受けて、レジェンドOBの元イングランド代表DFガリー・ネビル氏は英衛星放送『SKY SPORTS』で、「アイデンティティとスタイルの欠如は、過去2年半の謎だった」と事実上の解任となったオランダ人指揮官を批判した。

「彼らのプレーを見るのは本当につらいが、この18か月間何も変わっていない。結果と同じくらい酷い」

 さらに監督交代に踏み切った首脳陣の判断について、「誰も本当にショックを受けるとは思わない」と支持した。
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 コーチから昇格し、暫定監督を務めることになるルート・ファン・ニステルローイに対しても、「彼は何ができるだろうか?チームを違った形で編成できるが、テン・ハーフと一緒にベンチに座っている。今後数日で何か劇的なことが起これば驚きだ」と語っている。

 最後に「選手のクオリティが低いわけではない。彼らは14位よりいいし、本来なら6位以上だって狙えるレベルだ。新監督がやってきて選手のポテンシャルを引き出すことができれば冬の補強は必要ないだろう」と述べた。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部