閉じ込められたと勘違いして不安顔の娘さん(きいすいの日常/@y.kii1223より)

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 幼児の意外な行動が、SNSでも度々注目を集める。洗濯干し中に2歳の娘さんに締め出されてしまった母の様子を収めた動画が、750万回再生を超える反響を呼んだ。一方、ぬいぐるみを撮影し、写真チェックまでさせる2歳児の動画が、話題になった。そんな様子を見守る2組のお母さんに聞いたエピソードを、改めて振り返る。

【写真】「カギかけちゃった…」不安がる娘さん、反省ポーズも可愛すぎ!

◆娘さんに締め出されて実感した切実な思い「ひとりのときに洗濯物を干すのは危ない」

 ベランダで洗濯物を干しているお母さん。干し終わって部屋に戻ろうとすると、2歳の娘さんに窓のカギをかけられてしまい、締め出された状態に…。この動画には、「自分が閉じ込められたみたいな顔してて草、かわちい」「窓にほっぺがくっついてムニってなってるのが可愛い」「鍵ってもっと子どもの届かない高さに変更できないのかな」などとコメントが寄せられ、750万再生を超える反響があった。

 ベランダのカギを閉めたのに、自分が閉じ込められたと勘違いをして不安顔の娘さん。この“幼児あるある”ともいえる出来事は、お母さんが洗濯物を干していて、旦那さんが弟さんにミルクをあげているときに起こったそうだ。

「その時、初めて娘がカギに手が届くことを知りました。娘の成長を感じたとともに、このままではひとりの時に洗濯物を干すのは危ないと感じ、どうしたらいいのか…という気持ちにもなりました」

 幸いスマートフォンを持っていたため、旦那さまにLINEで伝えてカギを開けてもらった。SNSでは、同じような状況に陥った方から「ひとりで洗濯ものを干す時、どうしようか?」といったコメントも寄せら、「今後は、ドアの下に紙のようなものを詰めるか、もしくは子どもを寝かしつけてから洗濯しようと思いました」と対策を練る。

 最近の娘さんは“イヤイヤ期”を迎えたが、「なんでもかんでも『イヤイヤ!』と言う姿がまた可愛いです」とお母さんは喜ぶ。さらに、「それとパパやママが喋った言葉を復唱してなんでも真似をするようになりました」と娘さんの成長を楽しんでいる。

 一方、子どもとの時間は無限ではなく有限なので、「何気ない公園遊びや散歩、お家でのごっこ遊びなど、あと10年もすれば無くなります。今この瞬間を大切にしなきゃダメだなと思いました。限りある今の時間を大切にして楽しみたいです」と語る。

◆「こんな感じになったよ!」ぬいぐるみに写真チェックをさせる2歳児に母も驚き

 おもちゃのスマホでぬいぐるみたちを撮影し、撮影後にぬいぐるみたちに写真チェックまでさせているエナちゃん(2歳)。「ドヤ顔カメラマン」と題されたこの動画に「そんな対応どこで覚えたの?」「声も表現も可愛すぎます」「大人の会話よく見てるんですね」などとコメントが寄せられ、12万再生を超える反響があった。

 エナちゃんはお気に入りのぬいぐるみによく話しかけているそうだが、このときは写真をチェックさせるだけでなく、「こんな感じになったよ!」と大人のような口調で流暢に話していたので、お母さんは思わず笑ってしまったという。

「家では写真を撮ってもその場で見せることはないので、おそらく保育園で先生方が、子どもたちの様子を撮影した後に、写真を見せているのを真似ているのではないかと思います」

 動画には「おしゃべり上手」というコメントが多く寄せられたが、普段からエナちゃんと会話をする際には「質問をすること」を意識している。

「『保育園では何をしたの?』『今日は何を食べたい?』など、YES/NOで答えられることではなく、思い出したり考えたり、さまざまな言葉を引き出せるような問いかけをしています。また、子どもからの『なんで? どうして?』の問いには、丁寧に答えるようにしています」

 また、寝る前にはお互いにその日あった出来事を報告し合うなど、「会話をたくさんすること」も大切にし、愛情表現も欠かさないという。

「頻繁に『好きだよー!』と伝えたり、抱きしめたりしています。その影響か、娘もいろいろな場面で『すきー!』と言ってくれるので、そんなときに幸せを感じます」