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　元衆院議員の金子恵美氏（46）が27日、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー超速報SP」（後7・58）に生出演し、この日投開票された衆院選で苦戦が伝えられる自民党の小泉進次郎選対委員長に疑問をぶつける場面があった。

　番組の調査では、自公過半数割れ、自民党単独では200議席を割るとの予想。閣僚経験者を始め、多くの実力派議員の選挙区での敗北が伝えられている。

　金子氏は、小泉氏が青年局長時代に、党が地方組織に支えられていると認識を持っていたことに言及。「にもかかわらず地元が応援していて、県連が公認申請出しているにもかかわらず、公示直前に一方的に党本部が非公認というのは、あまりに独裁的ではなかったか」と厳しい質問を投げかけた。

　「執行部の判断の中で、地方の方からすると理解できないということがあるとしたら、それも含めて執行部の責任として受け止めなければならない」と答える小泉氏に、金子氏は食い違いを感じたのか、「違うんですよ、進次郎さん！」と、声のトーンを上げて反論。「不記載の額で決めていたら分かるんですよ。ルールを守る自民党だったら…ルールがなかったんですよ、今回」と、公認、非公認の基準があいまいだったとされる点を問いただした。

　小泉氏は「石破総裁が会見で発表された中で3つの基準を発表している。そういった中での対応で公認、非公認」と釈明。「ただ金子さんがおっしゃるように、これは違うんじゃないかという声もあったのは受け止めなければならない」とも述べた。