「鳥肌立った」フリーマンのサヨナラ満塁ホームラン“確信歩き”がカッコ良すぎる…実況は絶叫、打たれた投手も“確信ガックリ”の一部始終
【MLB】ドジャース 6−3 ヤンキース(10月25日・日本時間26日/ロサンゼルス)
ドジャースのフリーマン内野手が劇的なサヨナラグランドスラムを放った。最高の場面で見せた"確信"の一発に、大谷翔平投手らチームメートやファンたちも大喜びとなった。
大谷を擁するドジャースはこの日、ワールドシリーズ第1戦でヤンキースと対戦。試合は5回にドジャースがスミス捕手の犠牲フライで先制するも、その直後にヤンキースのスタントン外野手の2ラン本塁打が飛び出し逆転。後がないドジャースは8回にベッツ外野手の犠牲フライで再度追いつき延長戦に突入するも、10回表にボルペ内野手の内野ゴロの間に1点が入り、ヤンキースが1点を勝ち越した。
迎えた10回裏。ドジャースはヤンキースのカズンズ投手を攻めて、2死二、三塁のチャンスを作ったが、打席に入ったベッツを申告敬遠。満塁策を取って打席にはフリーマンが入った。
2020年のリーグMVPを受賞するなど、球界屈指の巧打者であるフリーマンだが、ドジャースが地区優勝を果たした試合で足首を負傷し、ポストシーズンは故障を抱えたままでの出場。ポストシーズン中も要所での活躍を見せるも、走塁の際には痛々しい様子でベースランニングをする姿が映し出されるだけでなく、試合展開によっては早々とベンチに下がることも増えていた。
それでもフリーマンは弱音を吐くことなく試合に出続け、この日も第1打席でレフトの打球処理が遅れているのを見ると全力で走って3ベースヒットをもぎ取るというハッスルプレーを見せていた。
そんなフリーマンだけに、この場面で燃えないわけがない。左腕のコルテスなら左打者のフリーマンを抑えられると判断したヤンキースを後悔させるようにフリーマンはコルテスが投げた初球、148キロのストレートをフルスイングした。
打球はライトスタンドへと一直線に伸びていくと、そのままスタンドイン。劇的なサヨナラ満塁弾となり、ドジャースファン、そしてナインも大盛り上がりでドジャースタジアムの熱狂は限界突破。実況席も思わず絶叫するしかなかった。
この劇的な光景を見た視聴者は「感動的なんだが」「フリーマンの確信グラスラ!」「フリーマンえぐいって」「鳥肌立った」と、フリーマンへの賛辞が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)