センキョ割の取り組み 県内店舗にも広がる
衆議院選挙の投票日が27日に迫ってきました。投票済みの証明書を提示すると、飲食店などで割引サービスが受けられる、「センキョ割」の取り組みが県内でも行われています。
「センキョ割」は、民間の運営団体「選挙割協会」が2012年の衆議院選挙からスタートさせ、投票済み証明書を、参加する店舗で見せると割引などが受けられる取り組みです。協会によりますと、去年の統一地方選挙では全国でおよそ2500店舗が参加しています。
宇都宮市江野町にある時計・宝石の店「トコヨ」では、公示日の15日から投票日翌日の28日まで、サービスが受けられます。投票済み証明書を提示すると、腕時計の電池交換が2割から6割安くなるほか、腕時計のバンドが2割引きになります。こちらの店では、去年の統一地方選に続き2回目の参加ということです。
2012年から毎回、選挙ごとに参加しているという宇都宮市馬場通りの、、「銘茶関口園」では、お茶か冷茶のいずれかを1杯サービスしています。今回の衆議院選挙では、21日から投票日の27日まで実施しています。関口和良会長によりますと、「ようやく浸透してきて毎回、来店してくれる人も少しずつ増えています」と話しています。
センキョ割のサービスは、投票済み証明書があれば、選挙区や県内外などにかかわらず参加店舗で受けられます。