ネクストスター園田・オケマルと下原理騎手 (C)兵庫県競馬組合

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 10月24日、園田競馬場で行われた11R・ネクストスター園田(2歳・ダ1400m)は、下原理騎乗の1番人気、オケマル(牡2・兵庫・盛本信春)が勝利した。1/2馬身差の2着に2番人気のラピドフィオーレ(牡2・兵庫・田中範雄)、3着にキングスピカ(牡2・兵庫・保利良平)が入った。勝ちタイムは1:31.6(稍重)。

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着差以上の完勝

 着差以上に強い走りを見せ、無傷の3連勝でオケマルがタイトルを奪取した。展開的には決して楽な戦いではなかった。砂を嫌がるようなそぶりを見せて、なかなか思ったようにエンジンも掛からない。それでも鞍上の下原が必死にうながすと、ようやく点火。外、外を回して、ぐいぐいと差を詰めた。ゴールでは半馬身差とらえてVゴール。「正直、ホッとしました。きっちり差してくれるので、力がありますね」と下原騎手。盛本信師にとってもうれしい重賞制覇だった。地元では16年9月園田チャレンジカップ以来。合間に笠松で4つの重賞Vがあるとはいえ、やはり格別な勝利だったことは間違いない。今後は年末の園田ジュニアカップを見据える。世代の筆頭候補として注目はさらに高まった。

オケマル 3戦3勝
(牡2・兵庫・盛本信春)
父:ニューイヤーズデイ
母:プレシャスヴィガー
母父:サウスヴィグラス
馬主:高橋文男
生産者:グランド牧場

【全着順】
1着 オケマル
2着 ラピドフィオーレ
3着 キングスピカ
4着 ジーニアスレノン
5着 ウイングスオール
6着 レイナボニータ
7着 ビーチボーイ
8着 イザグリーンライト
9着 アップップ
10着 キミノカチドキ
11着 キミノハート
12着 エロイムエッサイム