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 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。元プロ野球選手の父を持つジュニアは健大高崎の田中陽翔内野手(3年)だけがヤクルトから4位指名された。

 田中の父・充さんはロッテ、ヤクルトで投手としてプレー。田中は左打ちで、高校では1年春からベンチ入りした実力派。今春選抜では「2番・遊撃」で全試合に先発出場し、優勝に貢献。高校通算21本塁打の強打と強肩が高い評価を得ていた。

 注目された西武、巨人などで歴代5位の525本塁打を放った清原和博氏の長男、慶大・正吾内野手はドラフト会議の直前になって複数の球団から慶大野球部に問い合わせが入ったと報道されたが、名前は呼ばれなかった。

 ほかにも、大学生からは日本ハムの内野手として活躍し、現日本ハムスカウトの飯山裕志氏の息子、立正大・志夢、中日、ロッテでプレーし、今季までソフトバンクで3軍バッテリーコーチを務めた吉鶴憲治氏の息子、法大の吉鶴翔瑛投手も指名はかからなかった。

 高校生では西武時代に通算36勝20敗をマークした三井浩二氏の息子、浦和学院の三井雄心(ゆうしん)内野手、ロッテなどで活躍した椎木匠さんを父に持つ横浜・椎木卿五捕手も指名漏れとなった。