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 広島一筋22年の大野豊氏(69)が、巨人のヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏(63)のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。広島がドラフト1位指名を公言した宗山塁内野手(明大)について語った。

 「三拍子そろった非常にいい選手を指名する。広島(出身)ですから」と大野氏は評価した。

 早い段階で12球団唯一の指名選手公表となった。

 宗山獲得でチームに起こる変革を解説した。

 「(34歳の)菊池の後を育てないといけない。宗山がプロの一員としてやれるレベルであるなら彼をショート、矢野をセカンドに回す、あるいはサードもできる。小園もいますが。それで内野陣を若手で占める」と、将来的に盤石な内野布陣が仕上がると話した。

 ただ、大野氏は「彼も左(打者)」と指摘。「カープには左がいっぱいいる。今、欲しいのは右の大砲」と、補強ポイントを指摘した。