1回、二塁打を放ちガッツポーズを決める青学大・佐々木(撮影・開出牧)

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 「東都大学野球、青学大4−1中大」(23日、神宮球場)

 2回戦3試合が行われ、青学大が中大を4−1で下し、10勝3敗の勝ち点5で4季連続16度目の優勝を果たした。4連覇は2011年秋〜14年春に6連覇した亜大以来で青学大は初。11月20日開幕の明治神宮大会に出場する。国学院大は東農大に7−1、亜大は日大に6−5で連勝した。

 死球による左手打撲から22日にスタメン復帰した青学大・佐々木泰内野手(4年・県岐阜商)が復帰後初安打を放ち、優勝に貢献した。初回2死から右中間へ二塁打。続く松本の先制適時打を演出した。「チームに勢いをつけたいと思っていました」。昨秋は明治神宮大会の決勝で敗れ、あと一歩で4冠を逃しただけに「もう1回挑戦権を得られてうれしい」。ドラフト会議では上位候補として名前が挙がっており、「この試合をやり切ったので、あとは待つだけ」とうなずいた。