斉藤ブラザーズ(斉藤ジュン、レイ)に宣戦布告する大石真翔

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 全日本プロレス22日の後楽園大会で、DDTを退団した大石真翔(45)がベルギー人戦士のマイク・D・ベッキオ(28)と組んで暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(11月9日、後楽園で開幕)に参戦すると発表した。

 最強タッグはこれまでに出場全14チーム中、13チームが発表済みで、Aブロックの1チームのみ「X、XX」とされていた。そんな中、この日の第4試合で行われた斉藤ブラザーズと北斗軍の8人タッグ戦での試合後に大石が登場。ざわつく観客席に向かって大石は「初めまして。斉藤ブラザーズ大好きレスラーの大石真翔です」とあいさつだ。さらに試合に勝利した斉藤ブラザーズに向けて「おい、斉藤ジュン、斉藤レイ。リング上で会うのは初めてだな。リング上で見てもかっこいいな…」と話し、親睦を深めたいとアピールだ。これに困惑するジュン&レイに対し、大石は「だが俺もプロレスラーだ。仲良くなる前に、お前らと戦いたい。世界最強タッグ決定リーグ戦のXは、この俺だ。パートナーは、斉藤ブラザーズが最近ベルギーにハマってるらしい、ということでベルギーから斉藤ブラザーズ大好きレスラーを呼ぶことにした」とまさかの宣戦布告だ。

 これに斉藤ブラザーズは「おい。まこりんさん…いや、まこりん。俺たちとやる以上はお前が俺たちのファンだなんて関係ない。俺たちがお前をボッコボコにしてやるぜ楽しみにしていろ!」(レイ)、「まこりんさん。楽しみにしていろ、DOOM」(ジュン)と受けて立つ構えを見せた。その後、全日本プロレスは大石&ベッキオのエントリーを正式に発表。斉藤ジュン&レイとは開幕戦で激突することになった。