大塚 明子「インタビュー大全: 相手の心を開くための14章」(田畑書店)

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 「インタビュー大全 相手の心を開くための14章」が重版となった。

 本書は、雑誌やWebの記事などさまざまなメディアで長年インタビュアーとして活躍してきた著者が、これまで約2000人に行ったインタビューから得たデータを分析。「人から自然に話を引き出す」ための戦略を体系化した最強の「インタビュー教本」だ。

 著者の大塚明子は、現在、専修大学国際コミュニケーション学部非常勤講師を務める。東京女子大学卒業後、新聞社、市場調査会社、コンサルティング会社勤務を経てフリーランスに。およそ30年にわたり雑誌のディレクター兼ライターとして主にインタビューによる記事制作に携わってきた。メディアの仕事をしながら大学院で日本語学を学び、インタビュアーのストラテジーを研究してきた。

 本書は、多数のイラストとチャート図を使い、読みやすく、わかりやすいページ構成になっている。また「インタビュー」だけでなく、広く「コミュニケーション」のテキストとしても使えるよう練習問題を各章に掲載されている。「聞くプロ」の思考をのぞいてみよう。