オランダ代表主将ファルジル・ファン・ダイク(33)が所属するイングランド・プレミアリーグのリバプールと延長契約交渉に入っていることが明らかになった。

BBCが掲載した記事によると、2018年1月にサウサンプトンから7500万ポンド(約150億円)の移籍金でリバプールに加入したファン・ダイクの契約は今季で終了。33歳となったオランダ代表主将の去就が注目されていたが、ここに来てプレミアリーグ、欧州CLをはじめ、リーグ杯、FA杯、クラブW杯優勝を果たしたリバプールと契約を延長することが濃厚となった。

リバプールでも主将を務めるファン・ダイクは、チェルシー戦後に英メディアの取材を受け「話し合いが始まっている」と自ら発言。さらには「リバプールに全てを集中している。このチームで勝ち続けることしか関心がない」と続けて、5年10か月在籍したクラブに対する忠誠心と、契約延長に楽観的な姿勢を示した。

また今季からリバプールの指揮を取る同国人のスロット監督は「トレーニング場でもファルジル(ファン・ダイク)は非常に重要な存在。彼こそ我々のリーダー。チームにエネルギーを注入する存在だ」と話して、ファン・ダイクの契約延長を強くサポートした。

リバプールはファン・ダイクの他、エジプト代表FWのエース、モハメド・サラー(32)、そして生え抜きスターのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)の二人も今季限りの契約となっており、今後の成り行きが注目されている。