スポニチ

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 G1・9勝アーモンドアイの初子アロンズロッド(牡=国枝、父エピファネイア)が東京土曜5R(芝1600メートル)でベールを脱ぐ。ルメールが騎乗した1週前追いはWコース馬なりで6F82秒3〜1F11秒6。アパパネの子アマキヒ(牡、父ブラックタイド)と3冠牝馬の息子同士の豪華併せ馬。内追走から楽に併入した。ルメールは「凄くいい子。おとなしくて乗りやすい。お母さんと一緒で冷静。フットワークや反応もいい。静かに仕事に集中してくれそう」とベタ褒めだった。

 当初は夏の新潟デビューを予定していたが態勢が整わず、一度放牧に出た。過ごしやすくなる秋の東京に切り替えた。国枝師は「体も成長して、いい感じになってきた。お母さんは別格だったので比べるのはまだまだだけど、それなりに動けているのでひと安心。いろんなものを受け入れられる冷静さがあるのもいい。最終追いもジョッキーに乗ってもらって、一段上がってくれば」と熱く語る。東京は偉大な母がジャパンC、天皇賞・秋でそれぞれ2勝。オークス、ヴィクトリアMを含めG1・6勝。母の思い出が詰まった府中で華々しい初陣Vを目指す。