数十年に一度しか花を咲かせない『アオノリュウゼツラン』と生しらすを堪能してきた! 知多半島を満喫する120点の旅路
今回ご紹介するのはRaybackさんがニコニコ動画に投稿した『アオノリュウゼツランを見にいこう!!【紡乃世ことねのことちゃんねる】』です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
本動画チャンネル【紡乃世ことねのことちゃんねる】は、
紡乃世詞音、双葉湊音、宮舞モカの3人が、
名所を観光したり、美味しいものを食べたり、アクティビティを体験したりと、
色々楽しく過ごす様子をお届けする動画チャンネルとなります。今回の行き先は愛知県の知多半島。
数十年に一度だけ咲くと言われる花、アオノリュウゼツランを鑑賞した後、
知多半島の海の幸と、古民家カフェのかき氷を堪能します。
アオノリュウゼツランはメキシコに自生するクサスギカズラ科リュウゼツラン属の植物で、株幅が2〜3mになる大型の常緑多年生植物です。葉は多肉質で、幅およそ30cm、長さ約2m。葉先に鋭いトゲと葉縁にトゲ状の鋸歯があります。数十年かけて成長した後、花を咲かせて枯死する1回繁殖型植物です。
今回はそんな希少なアオノリュウゼツランが咲き誇る様子を見ていきます。
訪れたのは知多市役所。こちらの市役所にはアオノリュウゼツランがあったのです。
ですが、2024年8月26日に台風の影響による被害を広げてしまう可能性のために現在では撤去されてしまっています。
このため今回の動画はとても貴重なものとなっています。
知多市もある知多半島は工業、漁業、観光業が盛んな地域です。
そしてこちらが今回のお目当てであるアオノリュウゼツランです。数十年に一度しか花をつけないことからセンチュリープラント『世紀の植物』とも呼ばれます。
その大きさは市庁舎と比べるとよくわかります。おおよそ9mに育ちました。
知多市市役所ホームページではアオノリュウゼツランの成長記録も公開しています。
花は空を見るように咲いています。
近くで見てみると、小さな花が集まって咲いていることがわかります。
原産地メキシコでは蜜や花粉を食べるオオコウモリが受粉の媒介をしています。
そのためアオノリュウゼツランは午後6時以降、オオコウモリの活動時間に大量の蜜を分泌していることが研究から判明しました。
数千もの花を数十年かけて咲かせます。そして、その一回で枯れてしまいます。
長い時間をかけて花をつけて次の世代につなげていく。生物もですが、植物の多様性にも神秘を感じてしまいます。
遠くから見た様子はまるでひまわりのように大きな一つの花が咲いているようにも見えます。
下から徐々に開花していきます。
ちなみにこれほど多くの花を咲かせるアオノリュウゼツランですが、結実するのは上のほうで咲く花の2〜3割程度で、残りの花は人工授粉をしても結実しないそうです。下の方で咲く花の役割は花粉をより多く供給するため、10mにもなる花であるため茎が折れてしまったときの保険として咲いているのではと考えられています。
撮影当日はまだすべての花は咲いてはいませんでしたが、数十年に一度の貴重な光景を目にすることができ、また記録することができました。
※撤去となった8月26日までにはすべての花が開花していました。
アオノリュウゼツランを満喫した後は知多半島を南下しうつみ食堂本店に訪れました。
こちらでは愛知県の名産品である生しらすをリーズナブルな価格で楽しむことができます。
創業当時から提供しているしらすを使った料理の数々は地元の方からも高い人気を誇ります。
もちろん注文したのはしらすづくし定食です!
新鮮な生しらすがおいしそう……。
釜揚げしたしらすも……!
それをホカホカの白米の上にのせたら……。
こんなの絶対おいしいですよね。
しらす天ももちろん最高!
総評はもちろん『美味しい!!』この一言に尽きる味です。
新鮮な食材を新鮮なままふんだんに使って作るのですからおいしくないはずがありません!
続いて向かったのは小野浦カフェ。こちら画像の通り営業日が限られていますが絶品のかき氷を味わうことができます。
注文したのは甘夏のピールが乗ったかき氷と抹茶かき氷。
サクサクでふわふわの氷に酸味や甘み、苦みが絶妙にマッチし、うまみを引き出しています。抹茶のほうは中に小豆も入っています。
そのボリューム感に驚くものの食べやすい舌触りに大満足したのでした。
今回は貴重なアオノリュウゼツランの紹介と特産品の生しらす、そして名物かき氷を食す旅でした。Raybackさんは各地の旅行風景を投稿しています。この機会にぜひあわせてご覧になってみてはいかがでしょうか。
視聴者コメント
・あーニュースでやってたなぁ
・ユッカ系は日本だと受粉しないんだっけか
・受粉媒介はコウモリがする 日本じゃ無理かな
・夏はしょう油で塩分補給したい
・めっちゃ美味そう〜