ILLIT(アイリット)

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写真:ILLIT『SUPER REAL ME』から最新作『I'LL LIKE YOU』までの写真一挙公開

2024年3月に発表した、1stミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲「Magnetic」が大ヒットし、一躍ワールドワイドな人気を集めたYUNAH(ユナ)、MINJU(ミンジュ)、MOKA(モカ)、WONHEE(ウォンヒ)、IROHA(イロハ)の5名のメンバーからなるILLIT。

彼女たちが約7カ月ぶりとなる最新作『I’LL LIKE YOU』を引っ提げ、ついに明日、初カムバックを果たす。フレッシュさと繊細さを併せ持つILLITの魅力、そして注目の新作に迫る。

■K-POP第5世代を牽引するILLITとは?

◎ILLIT(読み:アイリット)

・デビュー:2024年3月25日
・メンバー:YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHA
・ファンネーム:GLLIT(グリット)

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◎BELIFT LAB初のガールグループ

ILLITは、YUNAH、MINJU、WONHEEの韓国人メンバーと、MOKA、IROHAという日本人メンバーで構成される多国籍グループだ。また、ENHYPEN(エンハイプン)の所属レーベルであるBELIFT LAB初のガールグループでもある。

◎グループ名“ILLIT”に込められた意味

グループ名のILLITは、自主的で積極的な意志の“I WILL”と、特別な何かを意味する代名詞“IT”を合わせた言葉で、何でもできて何にでもなれる潜在力と期待感という意味が込められている。

◎彼女たちにとって大切な存在“GLLIT”

ILLITは自分たちにとってかけがえのない存在であるファンのことを“GLLIT(グリット)”と命名。キラキラ輝くという意味の“glitter”に由来するGLLITは、ファンがILLITにとっていちばんキラキラに輝く存在、ILLITを輝かせてくれる存在という意味を込めてつけられた。

◎グループ結成のきっかけは『R U NEXT?』

ILLITのスタート地点は、2023年6月から9月に放送されたサバイバル番組『R U NEXT?(読み:アーユーネクスト/略:アユネク)』である。デビューをかけた熾烈なミッションを勝ち抜き、見事ILLITのメンバーの座を掴んだのだ。

◎『SUPER REAL ME』でデビュー

2024年3月25日に1stミニアルバム『SUPER REAL ME』でデビューを果たしたILLIT。

タイトル曲「Magnetic」MVを公開し、さらにデビュー記念ショーケースを開催すると、ここからILLITの快進撃が世界規模で続くこととなる。

◎デビュー曲「Magnetic」の世界的ヒット

1stミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲「Magnetic」は韓国の主要音源チャートで1位を獲得し、長期に渡りチャートイン。地上波、ケーブルテレビの音楽番組では1位を複数回ゲットし、12冠を達成した。

さらに、日本のストリーミングチャートでも登場11週目で1億回再生を突破するという女性グループ歴代1位の最速記録を達成。さらにTikTok Weekly Top 20では1位に輝いた。

そして、アメリカのビルボードでは、メインソングチャートであるHOT100にK-POPデビュー曲として「Magnetic」が史上初のランクイン。その後もグローバルチャートで約6カ月に渡ってランクインし続けるという偉業を成し遂げた。

◎デビュー1年足らずで一躍人気アーティストに

2024年5月3日には、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた『Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER』にて日本で初めてとなるステージを披露。彼女たちは「My World」「Magnetic」「Lucky Girl Syndrome」をパフォーマンスし、同世代の観客から大きな歓声を浴びた。

その後も、朝の情報番組や音楽番組、『世界の果てまでイッテQ!』といったバラエティ番組にも出演。クオリティの高い楽曲、優れたパフォーマンス力、初々しくも愛らしいキャラクターでオーディエンスを魅了している。

■精鋭メンバーからなる5人組

◎YUNAH(ユナ)

・出身:韓国
・生年月日:2004年1月15日

ムードメーカーのYUNAHは、幼少期から合唱、中学時代は演劇部で活動するなど小さい頃からステージに魅力を感じていたという。

そんな彼女は、練習生として地道にレッスンを重ねたのちに『R U Next?』に参加。番組内でも、歌とダンスで安定した実力を発揮。優れたボーカル力と、高身長を活かした美しいダンスは圧倒的である。かわいらしい歌声が多いILLITの中で、YUNAHは低音寄りの奥行きのあるボーカルを響かせ、アクセントを加えている。

クールビューティーなルックスと長身のモデルのようなスタイルの彼女だが、そのキャラクターはアクティブで、常に周囲を笑わせるマインドを持った人間でもある。自信と責任感と優しさを兼ね備えたポジティブなYUNAHは、ILLITを熱く引っ張る存在と言っていいだろう。

◎MINJU(ミンジュ)

・出身:韓国
・生年月日:2004年5月11日

大きな瞳と清楚な雰囲気、加えて可憐さも持ち合わせたルックスが印象的なMINJU。練習生生活を経て『R U Next?』に参加した彼女は、歌っていると時間を忘れるほど幸せだと語るほど、歌が大好きなメンバーだ。

特徴的な声質で、高音から低音まで幅広い音域を安定して出せる圧倒的な歌唱力を誇り、哀愁感とカッコ良さの伝わる歌声を響かせる。彼女はボーカルだけでなく、ラップでもスキルを発揮し、キレとしなやかさを見せるダンスも素晴らしいというオールラウンダータイプ。

そうしたステージでの姿とは裏腹に、普段の彼女は控えめな性格。そして、思いやりがある優しいパーソナリティーの持ち主でもある。さらに、どんなことがあっても屈しない強い肯定力は彼女の強力な武器である。

◎MOKA(モカ)

・出身:日本
・生年月日:2004年10月8日

MOKAは福岡県出身の日本人メンバー。K-POP好きな母親の影響でK-POPに惹かれたという彼女は、ダンススクールに通い、数々のダンスコンテストにも参加。さらにはダンスクルーとして活動してきたキャリアを持った腕前の持ち主。『KCON』のカバーダンスステージに出演したことがきっかけで、自らもK-POPアイドルの道を目指し練習生生活を送る。

そして、『R U Next?』に参加。印象的な目力を持つ彼女のパワフルさと美しさ、緩急をつけたダンスは圧巻だ。キラリと光るダンスの表現力とともに、ボーカル面では爽やかなハイトーンが特徴となっている。

明るく楽しく気遣いに長けた彼女は、メンバーの面倒をよく見るILLITのバランサー的ポジションでもある。

◎WONHEE(ウォンヒ)

・出身:韓国
・生年月日:2007年6月26日

愛らしいルックスと飾らない性格で親しまれるWONHEE。末っ子ではないものの、どこか気になってしまう末っ子タイプである。

WONHEEは、高速バスターミナルで路上スカウトされ、短い練習生期間で『R U Next?』に参加。観る者を惹きつける天性のアイドル力の高さはもちろんのこと、ダンス未経験ながらもオーディション期間内にスキルを向上させ、その成長ぶりで周囲を驚かせるほどの努力家。涙を超えて実力を伸ばしていった彼女は、見事に『R U Next?』最終順位で1位を獲得しデビューの座を掴んだ。

寝ることが大好きなWONHEEは、唐突な行動や発言が多く“四次元性格”とも呼ばれている。そうした彼女だが、伸びやかなボーカルやアクティブなダンスなど、可能性の片鱗を随所で見せてくれるので、“何にでもなれる”というILLITのコンセプトを体現するメンバーだと言えるだろう。

◎IROHA(イロハ)

・出身:日本
・生年月日:2008年2月4日

ILLITの末っ子で、もうひとりの日本人メンバーのIROHA。東京都出身で3歳からダンスを始めたという彼女は、バキバキで切れ味抜群ヒップホップダンスが持ち味だ。

IROHAは夢を実現すべく韓国に渡り、アイドルを目指しあらゆる努力を積み重ねてきた行動派。練習生経験のある彼女は、15歳で『R U Next?』に参加。アグレッシブでハイレベルなダンスはもちろんのこと、ボーカルとラップでも力を発揮する強力なオールラウンダータイプである。

そんなIROHAは、末っ子らしい愛嬌もありながら物静かで慎重な人柄。穏やかな普段の姿と、ステージ上のカッコ良さとのギャップの大きさも彼女の魅力だ。そして、とにかく真面目で完璧主義な彼女。努力を惜しまない実直さが、この先さらなる表現力の上昇に結びつくことは間違いなさそうだ。

■人気沸騰中のILLIT!その魅力とは?

◎等身大のリアルを描くことで際立つ“青春”

ILLITの魅力をシンプルに表現すると、まずかわいさとわかりやすさというワードが浮かぶだろう。ただ、それだけで済まないのが彼女たちの魅力の真髄だ。

デビュー時のコンセプトのひとつに“10代の感性”というものがあったが、メンバーのリアルな感覚を作品に昇華しているのがILLITの特徴である。

1stミニアルバム『SUPER REAL ME』のコンセプトフィルム、ミュージックビデオなどからもスクールガール的な要素が強く打ち出されているが、学生の日常から生まれる感情の揺れがILLITの楽曲には落とし込まれているのだ。

青春や思春期といったテーマに加え、アニメやライトノベル的な感覚を交えながら表現されるILLITの作品群。メンバーと同世代の10代はリアルに共感し、上の世代はかつて通ってきたノスタルジックな淡い思い出として受け取ることだろう。ILLITの楽曲は、年齢も国境も関係なく実はかなり幅広い層にアプローチできる媒体でもあるのだ。それをハイレベルな歌とダンスで見せていくのだからかなりの浸透力がある。

そうした感覚が欧米でも受け入れられたのが面白いポイント。そこは、素直に楽曲の良さ、パフォーマンスの面白さが受け入れられたように感じる。

◎秀逸に施されたギミックの数々

「Magnetic」は、ヒップホップ、トラップから派生したPluggにR&Bが合わさったPluggnb(プラングンb)というジャンルにハウスを加えたというかなり実験的なサウンド。そうしたダンスビートと、切なさや儚さを感じさせるメロディのマッチングは絶妙だ。

ダンスに関しても、やはり『R U Next?』を勝ち抜いた実力者だけあって5人の一糸乱れずパフォーマンスするチームワークの良さやふとした瞬間に見せる個々の表現力も素晴らしい。

「Magnetic」は好きな人に惹かれる心を磁石のS極とN極で表現した“Magneticダンス”で注目を集め、曲中では、着信通知音のような効果音で音が止まるとメンバーも動きを止めその時の感情を表情する”表情チャレンジ”というポイントもあり、思わずマネしたくなるような“バズ”を誘発させる要素も画期的である。

▼ILLIT (아일릿) ‘Magnetic’ Dance Practice (Fix Ver.)

さらにボーカル面では、感情を込めすぎずに所々でエッジを効かせたりと技巧的なテクニックを散りばめているのも特筆すべき点だろう。口触りが良いだけでなく実は至るところに隠し味が潜んでいるILLITの楽曲は、ついついループしてどハマりしてしまう。それが世界規模で多発し、大きなILLIT人気に繋がった可能性は大いにある。

■「Magnetic」で世界が注目!デビュー作『SUPER REAL ME』

全世界同時公開された1stミニアルバム『SUPER REAL ME』。

各国でチャートを総なめにした本作は「My World」「Magnetic」「Midnight Fiction」「Lucky Girl Syndrome」という4曲で構成し、ありのままの自分たちを表現した「REAL ME」と超越的な少女たちが描かれた「SUPER ME」の2タイプのコンセプトを披露した。

▼ILLIT (아일릿) ‘SUPER REAL ME’ Concept Film (REAL ME Ver.)

▼ILLIT (아일릿) ‘SUPER REAL ME’ Concept Film (SUPER ME Ver.)

このコンセプトフィルムからもわかるように、ILLITは『SUPER REAL ME』を通して「私の本当の話がすなわち最高の話」と伝えてきた。 自分の感情に正直で、考えと日常をありのまま表現する“最近の10代”の姿だ。 世の中に対する好奇心、好きな何かのために突き進む心、ひとりでいる時にふと想像にふける様子など、自由な10代の姿がILLITの声で伝えられ、同年代の共感を呼んだ。

では、先鋭的なサウンドで世界的なヒットとなったタイトル曲「Magnetic」の歌詞を見ていこう。歌詞は、10代の恋心模様がとてもわかりやすく描かれている。好きな相手に惹かれる“ありのままの気持ち”を表現しており、率直でまっすぐな内容だ。

自己肯定感と希望感も込められた歌詞だが、広く解釈すると、アイドルからリスナーへの自分たちのファンになって欲しいというメッセージにも受け取れ、逆にファンが推しを見たときに抱く感情にも受け取れる。さらにILLIT目線で言えば、後悔することなく振り返らずにまっすぐ進むというフレーズは、デビューしあらたな世界で戦っていくのだという覚悟のようにも感じられる。

MVは、現実世界とファンタジックな世界が交差するシーンが続く。自宅の部屋、ホテルの廊下、宴会場を舞台に、パジャマやドレス姿で踊るメンバー。好きなものに没頭する少女たちのかわいさの中にどこかホラー要素が垣間見えたりと、一筋縄ではいかないのも魅力だ。

▼「Magnetic」MV

同作からはもう一曲、ミッドテンポのガーリーなダンスポップ「Lucky Girl Syndrome」のMVが公開されている。こちらは“私はラッキーガール”“絶対叶う”“幸福な呪文をかける”という前向きなワードが並ぶポジティブソングだ。

このメッセージを受けて、失敗しそうになっても次々とラッキーなことが起きるという内容をMVで描いており、カジュアルな衣装で元気に歌い踊るメンバーの姿は、まさに等身大なILLITという印象だ。

▼「Lucky Girl Syndrome」MV

■待望の最新作『I’LL LIKE YOU』

ここからは発売が待ち望まれた、10月21日発売(※日本お届け日は10月22日予定)の2ndミニアルバム『I’LL LIKE YOU』について触れていく。

◎「WITH」「TO」「BETWEEN」からなるコンセプト

これまでに「WITH」「TO」「BETWEEN」という3つのコンセプトフォトとフィルムを公開してきたILLIT。

最初に公開された「WITH」では、“君とともにする場所ならどこでもいい”という純粋な気持ちと、それゆえの自由奔放さがユニークに描かれている。

▼ILLIT (아일릿) ‘I’LL LIKE YOU’ Concept Film (WITH Ver.)

続く「TO」では、“夢の中でも君に会いに行く”ことを想像し、相手への想いを募らせる少女の愛らしさや無邪気さを表現。

▼ILLIT (아일릿) ‘I’LL LIKE YOU’ Concept Film (TO Ver.)

最後の「BETWEEN」では、相手の見えてこない心と自身が抱えるまっすぐな想いに揺れ動く心の葛藤を表現すべく、真剣に向き合うがゆえに時には傷つくこともある姿を見せており、一転クールな印象を与えている。

▼ILLIT (아일릿) ‘I’LL LIKE YOU’ Concept Film (BETWEEN Ver.)

これらのコンセプトをもとに『I’LL LIKE YOU』は、親しくなりたい“君”に出会って悩みながらも、答えを見つけて“君”にまっすぐ向かっていく…という、心が弾んだり、時に不安になって落ち込んだりする多感な10代のリアルな恋心を描く。

MOKAは15日にWeverseを通して公開された「ILLITの夜」特別編にて、「何にでもなれるという意味のチーム名“ILLIT”でデビューしただけに、私たちの多様な魅力をお見せできればと思う」と語っており、彼女たちのあらたな一面と出会える自信作となったようだ。

◎タイトル曲は「Cherish (My Love)」

“君の気持ちが気になるけれど、それよりも君のことが好きな私の気持ちが大切だ”という主人公のまっすぐな愛情を歌った、タイトル曲「Cherish (My Love)」。

清涼感ある音色と“Ch ch ch ch cherish my love”という耳に刺さるメロディが見事に調和。彼女たちのシリアスな歌声が乗ることで、同作の主人公と同じ芯の強さも感じられる。

所属レーベルのBELIFT LABは「『何が起きても君が好きだろう』(I’LL LIKE YOU)というILLITの強い意志と自信が込められた曲」と評価し、「ILLITの夜」特別編にてメンバーのIROHAは「『Magnetic』とまったく違って少し驚いたが、練習するなかで、聴けば聴く良い歌」だと断言。YUNAHも「新しい姿を見せて、『Magnetic』だけのILLITではないと思ってもらえるだろう」と期待を募らせた。

◎収録楽曲はタイトル曲含めて全5曲

『I’LL LIKE YOU』には「Cherish (My Love)」のほか、ラブリーな雰囲気の「I’ll Like You」や、弾ける魅力の「IYKYK (If You Know You Know)」、夢幻的な雰囲気の「Pimple」、ユニークな電子音が耳を虜にする「Tick-Tack」といった全5曲を収録。収録曲の音源一部で構成されたハイライトメドレーは、公開から4日で270万回再生を超えるなど、話題を集めている。

▼ILLIT (아일릿) ‘I’LL LIKE YOU’ Highlight Medley

「I’ll Like You」は愛らしいメロディが際立つミディアムポップな楽曲で、最初のトラックから心地よいエネルギーを感じることができる。

「IYKYK (If You Know You Know)」は、弾ける2ステップガレージジャンル。TikTokをはじめ、SNS上でミーム化している「知ってるでしょ?」という意味の新造語を活用し、“好きな相手の魅力は言わなくてもわかる”というメッセージを歌っている。

また、自身の悩みと複雑な心を10代にとって大きな悩みの代表とも言える“ニキビ”に例えた「Pimple」や刻々と変わる本音を盛り込んだポップジャンルの「Tick-Tack」といったラインナップで、ILLITならではのユニークな感性と魅力的な歌声で紡いでいく。

◎ILLITの活躍を主人公に重ねた、瑞々しい成長の記録

『I’LL LIKE YOU』では10代のリアルな恋心が描かれているが、ポイントとなるのは“正解のない事柄に対し、自分なりの答えを見つけて進んでいく”という点だろう。

同作で描かれている主人公は恋心に思い悩みながらも、自分の素直な気持ちを大切にしようと決意することで人として成長しているが、これは10代だけに言えることではない。

世の中にはたしかな正解がないことも多く、人それぞれ日々何かしらに思い悩むこともある。そんなとき、自身はどうしたいのか? と、己の心としっかり向き合うことが重要であり、 “自分なりの答え”を明確にすることで様々なことに挑戦できるというもの。

ILLIT自身もデビューしてまだ一年経っていない状況下、前作タイトル曲の「Magnetic」ヒットの喜びのいっぽうで、プレッシャーを感じることも少なくないだろう。

しかし、大切にすべきは自分なりの答え=信念である。ILLITが今伝えたいもの、描きたいものを胸に、彼女たちがパフォーマンスする姿こそ、私たち聴衆の心の拠り所となるに違いない。

そんな今まさにキャリアを積み重ねているILLITの瑞々しい成長の記録、そして、自分たちなりの答えをもって突き進むのだという決意表明としても、『I’LL LIKE YOU』は意義ある一枚ではないだろうか。

■世界を魅了し続けるILLITの最新情報をチェック

真っ白な初々しい姿でスタートしたILLIT。世界中の多くのファンを引き寄せた彼女たちが、約7カ月ぶりの新作2ndミニアルバム『I’LL LIKE YOU』で初カムバックを迎える。

自分たちなりの答えをもって、今後も世界中にILLIT旋風を巻き起こすであろう彼女たちの活躍に期待したい。

TEXT BY 土屋恵介

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