木下アビエル神奈川の張本美和 撮影:SPREAD編集部

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「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が20日、松山市総合コミュニティセンターにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。マッチカウント2ー1でリードしている。

■サービス冴える相手に巧みに対応

平野美宇がメンバーから外れたなか、第3マッチに出場したのが張本美和。1-1の状況で赤江夏星と対戦した。
序盤は張本美が的確なラリーからフォアを沈めるなど、強打で仕掛ける赤江に圧力をかける。台上でのツッツキや赤江の逆を突くプレーも見られるなど、攻守に安定感を見せる張本美が11-4で奪取する。第2ゲームは2-2からバック対バックのラリーを見せるなど、拮抗した展開に。8-8からのラリーを仕掛けた張本美が制し、赤江もサービスで対抗する。10-10で迎えたゲームは張本美が制し、王手をかける。
迎えた第3ゲーム、赤江が攻勢をかけて序盤をリードし、試合を通して光るサービスでポイントを重ねる。ミドルをつく攻めにも対応を見せるなど、安定したレシーブを見せていた赤江に対して張本美が差を詰める。それでも、最後は赤江が8-11でゲームを奪取する。第4ゲームは張本美が5-2でリードしたところで赤江がタイムアウト。さらにポイントを重ねる張本美が、サービスエースも決めるなどマッチポイントを奪い、最後はYGサービスでポイントを奪い、ゲームカウント3-1で勝利した。
張本美は試合後、「赤江選手とは開幕戦の以来でたくさん準備をしてきて、前回のことは全部忘れて今回また新しい気持ちで勝負をできたのがよかった」と勝因について振り返った。
KA神奈川は2-1で勝利に向けて王手。第4マッチで長粼美柚が笹尾明日香と対戦する。