スターリンク衛星打ち上げ成功(Starlink Group 8-19)Direct to Cell対応

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スペースXは日本時間2024年10月19日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 8-19)

ロケット:ファルコン9 ブロック5打ち上げ日時:日本時間 2024年10月19日8時31分【成功】発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)20機

今回打ち上げられたスターリンク衛星20機のうち13機は「Direct to Cell」機能を備えています。Direct to Cellは地上からスターリンクの回線と直接通信可能なサービスで、特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされています。また、スペースXのDirect to Cell公式ページによれば、グローバルパートナーとして株式会社KDDIの名前も表示されています。


【▲ 参考画像:Direct to Cell対応のスターリンク衛星「V2 Mini」(Credit: SpaceX)】



スターリンク(Starlink)とは

スターリンクとは、地球低軌道へ投入された「スターリンク衛星」による衛星コンステレーション(多数の衛星で構築されたネットワーク)によって実現した高速・低遅延の衛星インターネット接続サービスです。スペースXは将来的に衛星の数を最大4万2000機まで増やすことを計画しています。


Starlink 公式サイト

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Image Credit: SpaceXSpaceX - STARLINK MISSION

文/sorae編集部 速報班